「台風が怖いから休みます」は非常識? そんな疑問を抱かせる企業に問題があるのでは | キャリコネニュース - Page 2
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「台風が怖いから休みます」は非常識? そんな疑問を抱かせる企業に問題があるのでは

悩めるトピ主に、「自分を守れるのは自分だけ。危なかったら休めばいい」と休むことを進めるコメントが多く寄せられた。

「シフトってことは主さんが休んだ場合、他の人が代わりに出るんだよね?」

ただ、トピ主が休んだことで代理を立てなければいけないような仕事だと、心理的に休みにくい。

「会社から『自己判断でお願いします。危険を感じたら休んで良いです』という伝達があった。後日、台風の日に出勤した人が休んだ人に対して『私は出勤したのに』と言っていた」

また、「出勤は自己判断」と従業員に判断を委ねている会社でも、「台風の中、自分は出勤した」とマウンティングをしてくる人もいるそうだ。かなり面倒くさい。こういうことを言う人が自分の上司のために、休みたくても休めないという人も多いのではないだろうか。

従業員の安全を優先すれば世間の好感度も上がるのでは

「仕事内容によるかも。私は介護の仕事なので、正直言ってその理由で休まれたら困る」
「販売店とかなら『お客さんもどうせ来ないだろうし休んでいいよ』って言ってくれそう」

職種によっても休みやすいかどうかは大きく変わってくる。小売業やサービス業ならそもそも客が来ないので、休むべきだが、医療系やインフラ系の人は出勤しなければいけない。

「これだけ酷い災害が頻発してるんだから、いよいよ国レベルで出勤について考え直してほしい」

日本は台風だけでなく地震も頻繁に起きる災害の多い国であるため、災害が起きることを前提にデスクワーカーに対してテレワークを普及させるべきだろう。どうしても出勤しなければいけない福祉、医療やインフラ関係では、少しでも従業員の負担が軽くなるよう雇用主側は配慮するべきである。

また、勤務中に限らず通勤中の怪我であっても労災の対象になる。台風が来ていても出勤を命じたり、自己判断という曖昧な支持を出している企業は、その辺りのことを理解しているのだろうか。

「従業員の安全が第一なので休みにします」と言ったほうが、従業員のロイヤリティだけでなく、世間の好感度も高めることができる。企業はどのような判断をすることが長期的に見て賢明なのか考えてほしい。

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