オンデーズ、入社1年目で年収600万円目指せる給与制度を来春導入 業界初の試み | キャリコネニュース
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オンデーズ、入社1年目で年収600万円目指せる給与制度を来春導入 業界初の試み

とはいえ年収600万円の壁は高い

とはいえ年収600万円の壁は高い

オンデーズは2020年4月以降に入社する新卒社員から、一律初任給体系を廃止し、能力別給与体系を導入する。

すべての職種が対象で、販売、国内外責任者候補などの営業職は月給19万~50万円、エンジニア、経理、デザイナーなどの本部職は月給21万~50万円を想定している。初年度から最大で年収600万円も目指せる。

同社の広報担当者によると、新卒の給与が能力別に決まるのは眼鏡業界初。導入を決めたのは、新卒採用の際の「実績や人となりを均一に評価するのが難しい」という課題と、「海外責任者候補を採用するにあたり、留学経験や語学で優秀な成績を持っている人も評価に加えたい」という思いからだという。

海外経験や高い語学力、在学中の資格取得など突出したものが必要

同社ではこれまで、地域社員であれば19万円、全国社員や本部職であれば21万円など、業種ごとに最低給与額が決まっていた。今回の制度によりこれを廃止し、個人の能力によって給与が決まることになる。海外責任者候補の場合、TOEICのスコアも評価基準になるが、

「TOEICのスコアが良くてもコミュニケーションが取れない場合がある。海外責任者は現地スタッフと会話でコミュニケーションするので、それでは困る。そうした事態を防ぐため、弊社で独自の試験を行い、その成績と併せて評価する予定」

だという。

新卒で年収600万円は夢のある話だが、「あくまで例ですが、海外経験があり2か国語、3か国語が堪能、または在学中に取るのが難しい資格を持っているなど、なにか突出した経験を持った方を想定しています」とも明かす。

語学力や資格などは、中途採用であれば優遇されるのが当たり前であるのに、新卒採用では一律で評価されてしまうことがフェアではないと感じていたという。同社では内定後、希望者のみのインターンを行っており、年収600万円を狙うにはこれに参加することも条件になってくる。インターンでの働きぶりを見て、初任給が決定する。

既にインターンをしている学生からは、制度について「気合が入る」と好感触だという。社員からも、「まだ小さな会社なので、こういった取り組みで弊社を知ってもらい、優秀な学生さんに来てもらえたら、とポジティブな反応が多い」と明かした。

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