タイムチケット「TikTokLiveエージェンシーセミナー」に講師として登壇
世界中で支持をされている動画共有サービスTikTokだが、そのエージェンシー運営の難易度は高いといわれている。そのような中、タイムチケットではTikTokLiveエージェンシーセミナー」へ講師として登壇、自社の持つTikTokLiveエージェンシー運営のためのノウハウを積極的に共有している。
世界的に拡大するTikTok
ByteDanceは、動画共有サービスTikTokなどを運営する中国のIT企業。世界150以上のグローバル市場で75の言語を利用できるアプリ製品を提供し、世界規模での創作・交流のプラットフォームの構築を目指している。
TikTokは15秒ほどの短い動画を共有するアプリだが、編集が手軽にできるため、若年層を中心に世界的なブームを巻き起こし一気に広まった。米App Annieの調べによると、2020年には世界アプリ市場ダウンロード数でFacebookを追い抜きトップとなっている。
そのような背景の中、ByteDanceの日本法人であるBytedance株式会社では、定期的に日本のTikTokLIVEエージェンシーに向けセミナーを開催している。そのセミナーに講師を務めた株式会社タイムチケットの取締役でライバー事業を統括している根本勇矢にセミナーの内容について聞いた。
難易度が高いエージェンシー運営
「TikTokLIVEエージェンシーセミナーは、新しくTikTokLIVEエージェンシーになった事務所や、これまでTikTokLIVEエージェンシーの活動許可だけもっているが伸び悩んでいた事務所向けにどうやすれば売上・収益があがるのか、どうやればLIVEクリエイターを確保し育成できるのかなどのノウハウを成果があがっているエージェンシーから共有するためのMTGです」(根本)
TikTokLIVEのエージェンシーは、Bytedanceが日本国内での社数の拡大に力を入れているため、増加傾向にある。しかしその一方で、事務所運営の難易度は高く、エージェンシー活動をはじめてもなかなか成果がでないケースも見受けられる。
「TikTokLIVEのエージェンシーの運営は『エージェンシーの成果=所属するLIVEクリエイターの成果』でもあるため、成果をあげられない事務所からはLIVEクリエイターの離反が起きてしまい、結果的にエージェンシーの売上・収益もさがってしまい廃業するという悪循環が起きてしまいます」(根本)
TikTokLIVEは、毎月新たに参加するLIVEクリエイター数が最も多いライブ配信アプリのため競争も激しく、事務所側にもノウハウやサポートへの期待が多くよせられるのが実情だ。そういったニーズに応え、エージェンシー運営のために必要なノウハウや有益情報を発信するのが、このセミナーの最大の目的になっている。
「タイムチケットでは、TikTokLIVEエージェンシー設立1年で業界トップ水準の実績を積み上げた成果を背景に、その具体的な体制やノウハウや事務所立ち上げの進め方をセミナーの中で講師としてアドバイスしています。短期的に見ると競争相手を増やすようにも見えますが、中長期的にはパートナーシップを組み、タイムチケットプロダクション及びそこに所属するLIVEクリエイターの成長に寄与できると考えています」(根本)
なお、このTikTokLIVEエージェンシーセミナーでは、第1回目は株式会社タイムチケットクリエイター事業部マネージャーの村田裕一が、第2回目は根本勇矢がセミナー講師として登壇した。
タイムチケットでは、今後も定期的にセミナーでの講師活動を通じて動画配信業界の健全な発展に寄与していきたいと考えている。
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