30代No.1のコンサルタントになりたい──自分の成長が、楽しみを大きくする | キャリコネニュース - Page 2
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30代No.1のコンサルタントになりたい──自分の成長が、楽しみを大きくする

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大きなコンサルタント会社の明確な役割分担に満足できなかった野間 健太郎。もっと力をつけ、さまざまな経営者の悩みに応えられるようになりたいと、小宮コンサルタンツに転職しました。中堅中小企業の経営コンサルタントとして奮闘する野間が、仕事への想いや挫折、これからの目標を語ります。【talentbookで読む】

次世代を見据えたコンサルタント──トップから現場まで全体を巻き込む

経営コンサルタントとして、採用や人事評価制度の導入など、人事組織支援を主に行っています。もともと、人事・組織領域でキャリアを積んできたこともあり、得意な部分ではありますが、現在、注力しているのは少し異なる分野です。

中堅中小企業の、中長期の経営計画を一緒につくるということ。それを通して、その企業に入り込んでいきながら、経営者と伴走していくことです。その中で、後継者を誰にするか、どう育成するか、バトンタッチした後の幹部をどう育てていくかという事業承継の領域も伸ばしていこうと考えてやっています。

また、新しいことを考えることが自分の得意なところでもあります。今までの経験を踏まえて、新しい事業を考える、商品アイデアを出していく、それを提案していくということもやっています。経営者の中には、1→10は得意ですが、0→1が得意ではない方もいて、そういった方に頼られることが多いです。

経営層だけではなく、現場社員の方々と接することも多くあります。「ジュニアボード」と呼ばれる若手・中堅クラスの次世代の幹部候補の方々と、10年後どのような会社になるべきか、そのためにどういったことを行っていくべきかということを議論する場の企画・コーディネートをしています。ボトムからの考えをトップに伝えたり、その逆をしたりなど会社全体を巻き込んでやっていくことで、次世代の幹部を育成していく支援をしていて、ここも注力していきたいと思っています。

お客様にとって今、必要なことはなんなのか。自分にしかできないことを生かしていきながら、お客様のためにならないと思ったら、言いにくいことでもはっきりと伝えていくことを大切にしています。そのために、前職から大事にしているのは、現場主義。現場で意見を聞くことです。そういったことを踏まえて、経営者へ提言するようにしています。

「コンサルタントとして確固たる力をつけたい」成長のための転職

▲新卒の時の同期(5~6年前)

▲新卒の時の同期(5~6年前)

小宮コンサルタンツは、私にとって3社目の会社です。1社目では人材系企業でヘッドハンティングサービスの新規開拓営業をしていました。中小企業をメインのターゲットとしていたため、それら経営者の方々とお会いして話をする機会は多かったです。優秀な人材をスカウトすることで経営の課題を解決するという支援を行っていたわけですが、やっていく中で、それだけではない解決策もあるのではないかと感じるようになりました。また、入社した方が活躍することで、その会社が良くなっていくという成果につながりますが、自分の力でその会社の成果を高めたとは思いにくかったんです。

もっと幅広く経営者の手助けをしたい、自分の力で支援をしたい。そんな想いが募っていき、社会人3年目くらいから経営コンサルタントという仕事に興味を持つようになりました。

大きなコンサルティング会社であれば、コンサルタントとしての基礎から学ぶことができるのではないかと思い、中堅中小企業向け大手コンサルティング会社に入社しました。経営の基本を叩き込んでいただき、感謝の想いもある反面、大きな組織で役割分担が明確でだったんです。気づくと、もともと人材系企業出身というのもあり「採用・組織」を全体的にサポートする役割になっていました。当初思っていた自分の業務範囲を広げたいということができていないのではないか、という想いが膨らんでいったんです。

小宮コンサルタンツに入社した動機は 「コンサルタントとして確固たる力をつけたい」という想いです。最終的には、自分ひとりで経営者のすべての悩みに応えられるような支援ができるようになりたいと思っていましたし、それが実現できる環境があると感じました。

実際に小宮コンサルタンツで働いていておもしろいのは、自由度が高いというところです。お客様のためになるという方向性を外さなければ、コンサルタント自身の裁量でさまざまな提案や支援をして良いという考え方が非常に自分に合っていると感じます。良くも悪くも自分次第というところが良かったですね。

切磋琢磨できる仲間がいることも大きいです。みんな、コンサルタントとしてのスタイルは違えど、考え方は一緒ですね。

今は、まったく転職は考えていないです。もし会社を離れることがあるとしたら、自分ひとりでやるということかなと思います。

型にはめない提案──挫折で学んだ考え抜く力

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前職では、企業の悩みや課題に対して、「このパターンだったらこの解決方法だ」というように、解決策をパターン化してあてはめるというやり方で解決を目指していました。しかし小宮コンサルタンツでは、イチから提案内容を考えることを当然のこととしてやっていたんです。そういった意味で、小宮コンサルタンツに入ってからは、このお客様が何を望んでいるのか、どのようなことに困っているのかを真剣に考えることの重要性に気づきました。

正直、小宮コンサルタンツでの1年目は、まったく仕事がうまくいかなかったんです。前職の1/4の成果しか出ない時期が続き、これまではいかに会社の看板で仕事をしていたか、お客様のことを考え抜けていなかったかを痛感しました。パターンにあてはめるだけのやり方ではだめなんだと、気づきました。自分はなかなか周りに相談できない性格です。だから、周りの先輩を見ながら考え方を変えることで必死でしたね。

仕事の成果が上がらない期間が続いた分、初めて仕事をもらえたときのことは非常に印象に残っています。お客様のことを考え抜いて、型にはめない提案ができたことが良かったのだと思っています。

「うちのためにこんなことまでやってくれて助かっている」という声や、「野間さんのおかげで会社が変わった」と言ってもらえることが本当に嬉しいです。

弱みを言ってもらえる人間──素直に誠実に、一瞬一瞬を大切に

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今の目標は、同世代の中でNo.1コンサルタントになることです。2020年8月の今32歳なので、30代の中でNo.1になりたいですね。

もうひとつは、「ファーストコールコンサルタント」になること。今回コロナウイルスの流行で、経営者からたくさん声が掛かるタイミングだったと思いますが、実際はあまり声を掛けてもらえませんでした。それもあり、困った時に、常に自分へ一番に声が掛かるようなコンサルタントになりたいと考えています。

そのためには、もっとお客様に信頼してもらえる関係にならないといけないと感じています。どれだけ経営者自身の弱いところや会社の悪いところを話してもらえるかどうかで、自分の提供価値が変わるので、弱みを言ってもらえるような人間にならないといけないんです。

その点では、まだまだ自分の実力は、充分ではありません。一瞬一瞬を大切にして経営者の話に耳を傾けることや、自分の考えをしっかり伝えることを続けていきながら、自分の倍以上生きている方にも、素直に誠実に対応していきたいと考えています。

経営者の方に信頼され、現場の社員の方々を巻き込みながら、会社を良くしていく。それを自分自身が考え、寄り添って支援をしていく。そういった仕事はとてもやりがいを感じます。今も充分、仕事は楽しいですが、より自分が成長することで、その楽しみはもっと大きなものになると思っています。

株式会社小宮コンサルタンツ

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