「仕事を楽しむ」で突き進め!猛スピードで成長する社員がエスプールで重ねたやりがい
「入社してから今に至るまで、仕事がつらいと思ったことはありません。常に楽しみながら働いていた結果が、今に結びついています」そう語るのは、入社4年目の梶原 綾香だ。会社の今後を左右する法人営業に抜擢された彼女の明るく前向きな仕事に対するスタンスと、これまでの道のりをひも解く。【talentbookで読む】
“フラットさ”に惹かれて、エスプールに入社
「従業員が45.5人以上の企業は、従業員の2.3%に当たる障がい者を雇用する必要がある」
これは、障害者雇用促進法によって定められている企業の義務だ。しかし、法律に従って障がい者を雇用しているものの、実際の仕事内容や会社員としての生活が知的・精神障がいのある方にとっては合わないというケースは多く存在する。
重度の知的障がいのある方でも、本人がやりがいをもち、また雇用主となる企業に必要とされる環境をつくれないものだろうか──
そんな想いから生まれたのが、エスプールプラスが手掛ける「わーくはぴねす農園」だ。
「野菜づくりを通じてのびのびと働ける環境がある」「障がい者3人に対して1人のサポートスタッフが付く」などの手厚さから、定着率は驚異の92%を誇っている。
農園を運営するエスプールプラスは現在成長フェーズにあり、2021年1月、拠点を関西エリアにまで拡大するほどの勢いだ。そんなエスプールプラスの命運を担う最前線での営業に抜擢されたのが、入社4年目の梶原綾香である。
梶原がエスプールプラスと巡り合ったのは、5年前、大学三年生の冬のことだった。当時就職活動を開始したばかりだった梶原は、大学3年生の1、2月で100社余りの企業説明会に参加。ただ、そこで感じたのは「退屈」の一言だった。
梶原 「私にとってはつまらないと感じる説明会ばかりでした。当時は『説明会すらおもしろくない会社は、働いても楽しくないだろう』と考えていたので、結局選考に進むことを決めたのはエスプールを含めた2社だけでしたね」
選考に進んだ2社では、無事最終面接まで進むことに成功。そこで梶原は、エスプールプラス社長の和田 一紀に衝撃を受けたという。
梶原 「当時の私は生意気な大学生で、面接中であるにも関わらず、会話の中で言い返したり社長の話を訂正したりする場面があったんです。それでも和田さんは年齢や立場に関係なく、対等な立場で会話をしてくださりました。その面接の場面を振り返り、この人についていきたい、と感じました」
無事、内定も出た梶原は、そのままエスプールに入社することを決意した。
「仕事を楽しむ」という心がけが貢献賞の受賞へつながった
エスプールプラスで最初に任されたのは、広報の仕事だった。
梶原 「一口に広報と言っても、本当にさまざまな仕事をしました。メディア関連では、エスプールプラスに関心を持ってもらうための企画を練ったり、メディア関係者との接点をつくったりしていました」
他にも梶原は、社内イベントや新しく開園する農園のオープニングセレモニーの運営、そしてその傍らで、社長直下の案件に取り組む社長秘書業務にも従事した。
マルチタスクをこなす多忙な日々。しかし梶原は、いつでも前向きに仕事に取り組んだ。
梶原 「周りの人に恵まれていたから頑張れたなと思いますね。エスプールプラスの従業員のみなさんは、とにかく面倒見が良いんです。『困った』とつぶやくと大量に声がかかるくらい(笑)。後輩である私に対していくらでも時間を割いてくれるのが嬉しかったです」
障がい者雇用についての知識から取引先とのロープレまで、大切なことはすべて先輩が教えてくれたと語る梶原。そんな彼女の秀でた所は、どれだけ忙しい日々であっても前向きに捉えることができた点だ。
梶原 「もともと私には『こんな社会人になりたい』みたいな理想がなく、流されるように生きてきました。しかし、いざ社会人になると、社会人って楽しいなと思いながら仕事に打ち込むことができました」
仕事を楽しむ。そのシンプルかつ重要な心がけは、社内においても高く評価された。その結果、梶原は社内で半期に一回選定している貢献賞を受賞する。
梶原 「貢献賞についても、仕事を楽しんでいたら結果としていただけたという感じです(笑)。周りの方が手厚くサポートしてくれたおかげだと思っています」
法人営業での業務が、さらに強いやりがいに
そんな梶原が営業部に転属したのは、2020年6月のこと。
梶原 「営業部では、エスプールプラスの農園を企業に売り込む法人営業を担当しました。障がい者雇用について課題を感じているさまざまな企業の人事に対して、ソリューションを提案する仕事です」
営業部で働く中で、梶原はこの仕事に大きなやりがいを感じていく。
梶原「とにかくこの仕事は、私の就活時の軸とマッチしているんです」
梶原が就活時に抱えていた想い。それは、『企業の課題を解決できる仕事がしたい』というものだった。
梶原「若いうちから人生を諦めてしまっている人たちが活躍できるような場所が作りたいと思ったんです。自分もあきらめかけたことがあったので(笑)。そういった子と直接関われるのは学校の教員ですが、救える人数が限られてしまう。根本的に多くの人が活躍できる仕組みを作れるのは、民間企業を変えていくことだと思いました」
民間企業の課題を解決することが、より多くの人が活躍できることにつながる──梶原に任された「法人営業」というポジションは、まさにその最前線で活躍できる仕事だったのだ。
自分の目標とマッチした仕事を与えられた梶原は、営業の仕事に打ち込んだ。
梶原 「営業先は、あらゆる業界の人事セクションです。そのため、一辺倒の営業スキルでは上手くいきません。各業界について隈なく勉強することは必須ですね」
こうして積み重ねた努力は、目に見える形で残るようになった。
梶原 「農園を取り入れたことを、取引先の企業様がホームページなどで大々的に取り上げてくださっているのを見ると、本当にやりがいを感じます。雇用した障がい者の方が生き生きと働かれている様子を見て、担当者の方が嬉しそうにしているのを目の当たりにできるのも嬉しいです」
魅了満載のこの会社で、これからも成長を続けていく
営業の仕事にすっかり魅了され、打ち込んでいた梶原。異動からわずか半年足らずという速さで、彼女は大役を任せられる。
梶原 「エスプールプラスの関西地方で、新規開拓の営業を任せてもらえることになりました。元から関西に飛び込んでみたいと言い続けていたこともあったので、とても嬉しかったです。
成長フェーズにある会社に身を置き、その最前線で新しい経験を積むことができる──業務はハードな場面も多いですが、今後の自分の糧となる機会を得られたのは、とてもラッキーな事だと思っています。
実は、この『若いうちから最前線で活躍したい』というのも私の就活時の希望だったので、どんどん目標がかなっているんです」
現在、関西エリアで営業を任せられているのは3人。高い目標をクリアしながら、いずれは関東、東海エリアと肩を並べることを目指している。成長フェーズに入った今、梶原はすでに先のキャリアまでも見据えている。
梶原 「やはり、やりがいに直結している法人営業で活躍したいという想いがあります。いずれは営業部での責任者を目指したいですね」
このように社内で常にワクワクしながら働けているのは、周りの人に助けられているから。そう語る梶原は、エスプールプラスにはそれ以外にも魅力がたくさんあるのだと言う。
梶原 「エスプールプラスはエネルギーに溢れている会社です。それだけではありません。多くの業界と関わる仕事でもあるので、ひとつのことだけではなく、幅広く興味を持てる人が活躍できるのも大きな魅力かなと思います。
成長意欲を持ったハングリーな人と一緒に働ける環境なんです。若手のうちから責任ある仕事を任され、自分の裁量で働きたいと思っている人に向いている会社だと思います!」
社員も会社も成長し続けているエスプールプラス。今後エリアを広げていき、全国的に「わーくはぴねす農園」を周知することを目標としている。そんな中、すべての人が活躍できる社会を目指して、梶原は今日も仕事に打ち込み続けている。
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