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ヘッドハンターは「タフ」な仕事──入社6年目の現役コンサルが、挑み続ける理由とは

「タフ」な仕事を求め、外資系企業に絞って就職活動をしていた伏屋 悠真。新卒者としてランスタッドに入社するも、成績不振からパフォーマンス改善命令を受けました。そこから、奮起して起死回生を誓った伏屋。沖縄と温泉地の2箇所に別荘を持つことを夢見る彼のチャレンジは続きます。【talentbookで読む】

どうせ働くなら、「タフ」な仕事を

学生時代、就職活動の一環でキャリアフォーラムを訪れた伏屋。そこで偶然出会ったランスタッドのコンサルタントから「ヘッドハンターは、本当にタフで走り続けないといけない仕事。数年で他の仕事に移る人も多い」と聞き、人材業界に興味を持ったと言います。

伏屋 「新卒で働くなら、まずタフな仕事にチャレンジして、そこからいろいろと判断したいと思っていました。もともとコミュニケーションをとることが好きだったので、タフな営業ができて、かつコミュニケーション能力も必要な人材系のコンサルタントという仕事はおもしろそうだと思いました」

そして、年功序列の日系企業よりは、成果で判断される外資系企業で働きたいと考えていた伏屋。幼少期からインターナショナルスクールに通っていたこともあり、なるべく英語を使う仕事を希望していました。

伏屋 「キャリアフォーラムの場で外国人コンサルタントが英語で話しかけてくれたので、そこでどのくらい英語を使うのかも確認しました。そこも就職先として重視するポイントでした」

こうして、ランスタッドに入社した伏屋は、プロフェッショナル事業本部へと配属。当初は、候補者のみにアプローチするアソシエイトコンサルタント(ヘッドハンター)としてキャリアをスタートしました。

アソシエイトコンサルタントは、伏屋も聞いていた通りのタフな仕事。製造業界の人材を担当することとなった伏屋は、入社当時に自動車、半導体、再生エネルギー、充電設備などものづくりに関するあらゆる業界の知識を身につける必要がありました。

伏屋 「本当に、走り続けないといけない仕事だということを思い知りました。でも、無我夢中で走ってきたので、苦労したというよりは楽しかった。難しかったけど、覚えることは好きなのでそこまで苦痛には感じなかったです。

業界をニッチに、狭く深く掘り下げている先輩が多く、丁寧に教えてもらえる環境でした。質問すると、その分野のことを詳しく教えてくれるので私も吸収しやすかったです」

必死になれず、低迷する成績。退職か、降格か、部署移動か……

プロフェッショナル事業本部での、第1号の新卒として入社した伏屋。仕事におもしろさを感じてはいたものの、先に昇格した同期が評価されていく中、なかなか結果を出せない苦しい時期がありました。

コンサルタントになった当初、すんなりと売り上げを作れたことで「天狗になってしまった」と話す伏屋。モチベーションが一度下がってしまってからは調子が上向かず、ついに成績不振からパフォーマンス改善命令の候補者にリストアップされてしまいました。

伏屋 「会社から『降格か、部署異動の選択肢もある』という提示を受けました。降格もしたくないし、部署異動もしたくもない。だったら真剣に、気を引き締めて取り組み、それでも成果につながらないのであれば自分に向いてないと頭を切り替えました。当時は、恐怖よりも自分が『ここから、どこまで上がれるか』という気持ちの方が強かったです」

パフォーマンス改善命令の候補者リストから外れるためには、条件として提示された売り上げを期限までに達成するしかありません。そこで、伏屋ははじめて“必死”な状態になります。

伏屋 「一度、自らのキャパシティを超えると、上書きされてそれが基準になると思います。でも、自分はこれまで必死さが足りず、走りにたとえるならジョギングをしていた感覚でした。

そこで、先をいく同期のみんなに追いつきたいという気持ちが芽生え、全速力で走ってみたんです。もちろん、辛いのは辛いですが、学生時代から体育会系の中で揉まれてきたので、ある程度苦しいことを乗り越えたらそこからどんどん上がっていくのは感覚的にわかっていました」

そうして、候補者の面談数を今までの1.5倍に増やすなど、活動量を上げていった伏屋。全力疾走を2カ月ほど続けていくと、3カ月目から成績が伸びはじめてきました。しかし、目標の売り上げには到達できないまま、指定された期限となる最後の週を迎えたのです。

伏屋 「運良く、そのタイミングでクライアント企業様からの依頼が舞い込みました。スムーズに契約にいたって、なんとかギリギリで売り上げ目標を達成することができたのです。あのときは、心底ホッとしました。部署のみんなにも迷惑や心配をかけていて申し訳ない気持ちがあったので、ちゃんと良い報告ができて良かったです」

やれば、その分成果につながる───苦しみの先に見えた世界

パフォーマンス改善命令を免れた伏屋。そこから成績は上向き、それをコンスタントに維持できるようになりました。一度必死に全力疾走したことで、ハイペースでのジョギングができるようになったと語ります。

伏屋 「同じ業界でしっかりと成績を出している先輩に『結果を出す方法』を聞きました。ランスタッドの良いところは、先輩方に聞けば、ちゃんと答えてくれるというところです。走り続けるメンタリティもとても重要だと思っています。『やれば成果につながる』ことがわかり、メンタル面でも強くなったと実感しています」

結果が出せていないときは、余計なことを考えてしまうこともあったと言います。売り上げが安定してきたことで、伏屋の見える世界も変わっていきました。

伏屋 「仕事をしていると『なんでこれをやっているんだろう』と疑問を抱くこともありました。でも、それは実際に結果を残して、成功してから考えても良いんじゃないかなと思っています。目の前にあるできることをやって、成功すればそれで良いし、しなかったらまたそのときに考えれば良いかなと」

どうすれば売り上げが上がるのか。結果につなげられない人たちが何に苦しみ、どんなメンタルでいるのか──それが見えるようになったことも大きな収穫でした。

伏屋 「今後、自分がマネージャーになったときや後輩を指導する立場になったときのために、これまでの経験は大変有意義だったと思います。結果が出ていないと、どうしたら良いのかわからなくなることがある気持ちを今なら理解できます。そして、具体的に何が悪いのかを聞き、誰に話を聞きに行けばいいのかもアドバイスできるようになりました」

コンサルタントは、長期的に走り続ける仕事だからこそ、まずはしっかりと足元を固めることが大切だと伏屋は考えています。短期的に売り上げが上がったとしても、その後が続かなかければ意味がありません。焦って上をめざすのではなく、基礎をしっかりと身につけ、調子に左右されることなくペースを守って走る。それは、伏屋が辛い日々から得た“生きた学び”でした。

成果で評価されるランスタッドなら、自分の“夢”をかなえられる

▲メンバーと一緒に楽しむフットサルでの試合風景

求職者の人生の転機に立ち会えるコンサルタントという仕事ができることに、伏屋は喜びを感じています。人の人生を左右する仕事だからこそ、相手の立場に立つことを大切にしていると語ります。

伏屋 「『現状のキャリアだと、この企業に入るのは難しい』『この企業なら、日系の人材会社に頼った方が良い』など、言いづらいことも正直に候補者に伝えています。オープンに話してもらえて助かると感謝されますが、私にできるのは情報を伝えるまでで、後はご本人様が選ぶことです。幅広くチャンスを物にできるのであれば、それに越したことはありません」

どん底で得た経験を糧に、今や安定したコンサルタントにまで成長した伏屋。次の1年でシニアコンサルタントへとステップアップし、その後はマネージャーをめざすというキャリアパスを思い描いています。

伏屋 「ランスタッドは、在宅ワークとスーパーフレックスによりどこからでも仕事ができるのも良いです(ランスタッドの働く制度を見てみる→こちら)。先日は、同期がヨーロッパから仕事にアクセスしていました。どうやら、仕事と休暇の日を分けて、旅行の合間に仕事をしていたみたい。良い環境だと思います」

プロフェッショナル事業本部の仕事の特性として、候補者が仕事を終えた18時以降などに面談を行うことが多くあります。その分、朝はゆっくりとスタートさせたり、休憩時間を長く取ったりするなど柔軟な働き方ができています。

伏屋 「ランスタッドは副業も可能なので、安定した売り上げを定期的に上げられるようになったら、自由な時間で何かできないかなと考えたりもしています。夏に遊びに行けるところと、冬に遊びに行けるところと、2つ別荘があると良いなと大学生くらいのころからずっと考えていて。ランスタッドは、成果報酬できちんと評価されますし、少し時間はかかりますが、頑張れば手が届く夢だと思っています」

ランスタッド株式会社

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