就活で気づいた「自分にとっての幸せ」とは──超慎重派な私がベンチャーを選ぶまで | キャリコネニュース
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就活で気づいた「自分にとっての幸せ」とは──超慎重派な私がベンチャーを選ぶまで

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2019年9月現在、人事部で採用PRを担当している20卒新卒0年目の吉岡美紀。彼女は今までの人生を振り返り、就職活動を通して自分にとっての本当の幸せとは何なのかを模索していました。超慎重派の彼女が「自らの幸せ」を見つけ、ベンチャーに意思決定するまでの過程、そして今後の野望を、すべてお話します。【talentbookで読む】

無謀で不可能に思えることでも、挑戦すれば道は拓ける

私は20卒の内定者で、人事部で採用PRを担当している吉岡です。

今でこそFringeを選択して良かったと心から言えますが、私は自他ともに認める超慎重派。不安も多く、進路を考えるうえでもかなり悩みました。そんな私が、なぜベンチャーであるFringeを選んだのか。その根幹となる経験をさかのぼると、私の軸となる価値観は、大学受験とゼミの経験を通して形成されました。

私は高校生のころ、大学のオープンキャンパスで体験講義を受けて、マーケティングに興味を抱きます。ですが、私の家庭には大学進学できるほどの余裕はなく、自費で進学する必要がありました。周囲にそのような人はいなかったので、無謀で不可能なことかもしれないけど、やりたいことがあるならそこに挑戦したい。自分の将来の可能性を狭めたくない。

そんな想いを原動力に高校3年生の9月末まで、放課後はアルバイトをし、早朝深夜は勉強という日々を送りました。そして、アルバイトを辞めてからは毎日学校の自習室に籠って追い込み。とても苦しかったですが、紆余曲折あって後期試験で合格をつかみ取ります。

こうして念願のマーケティングを専攻できることになったものの、日々の授業は物足りなくて。このままでは、自分の将来の選択肢を広げるために入った大学で、何も得るものがないまま終わってしまう。その危機感から、新たな挑戦の場として選んだのがゼミでした。そのゼミは「社会人に伝える力を身につける」ことを目標にディベートやプレゼンなどの活動をしており、“学部一厳しい”と言われているところでした。

しかし、オープンゼミのディベートで、先輩が質疑に対して瞬時に的確な返答をしている姿を見て憧れを抱き、「入るならここしかない」と決意。“自分にできるのか”で悩みましたが、最後は“こうありたい”で決めました。

実際入ってみて、みんなが本気で取り組んでいるからこそ、辛いことや、逃げ出したくなることがあったのも確かです。ですが、だからこそ、難しいことをやり遂げたときの達成感や、自分や仲間の日々の成長を感じるのが嬉しかった。このような経験が、今の私の価値観を形づくっています。

自分の人生を振り返ったときに、「現状維持」だったことはなく、常に何かに挑戦してきた人生でした。私が慎重である理由は「未来」のことを考えているから。自分に足りないものがあり、今のままではダメだという危機感があったからこそ、苦しいことも頑張れたんです。また、その苦しい状況を乗り越えるうえで得たさまざまなものは、間違いなく自分にとって必要なものでした。私にとって真の安定とは、挑戦し続けることなのです。

5年後10年後に真に輝ける企業に入るために、自分と向き合う

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就職活動を始めるとなったときに一番の軸として、「金銭面でも精神面でも会社に依存せず、自立した大人でありたい」と自身の受験経験から考えていました。

「自立した大人」になるために何が必要なのか──。

私は慎重な性格で、常になにかと考え過ぎてしまうところがあります。考えすぎる性格は、失敗しにくかったり、より良いものをつくることにつながったり、良い側面もありますが、さまざまな選択肢を考えるため決断が遅れてしまうといった側面もあります。

最優先で必要なのは、考えの深さと決断する速さのバランスをうまくとれるようになることだと思ったんです。だから、変化の激しい環境で、かつ自身で意思決定を行う機会の多い企業を探していました。

また、“長期的な視点で考える”ことも大事にしていて。

たとえば大学受験でも、とりあえず世間一般から見た良い大学に入ることを目標にして、「いざ入った後のことは何も考えていなかった」という話をよく聞きます。でも、本当に大切なのは、入った先で何を目標にどのようなことをして、何を得るか。

結局働くのは自分なのだから、入社をゴールにするのではなく、企業に入社した後のことを見据えて、自分がどこに価値を置くのかを明確に考えたほうが良いと思ったんです。

就職活動の成功とは、入社することが成功ではなく、5年後10年後の自分が真に輝ける企業で働けること。

万人に合う企業なんてないんです。企業によって色はあるし、人の価値観によって良し悪しも変わってくる。だからこそしっかり先を見据えて、会社と向き合おうと考えていたんです。就活においてよく言われるような、大手かベンチャーかという二元論で考えるのではなく、自分が仕事に求めることは何なのか、どんな自分でありたいのか、それを実現できる環境はどこなのかを基準にしていました。

周りに流されず自分と向き合い、「これは曲げられない」という価値観と、幸せを考える──それが私の“超慎重派”な就活。

そして出会ったのが、Fringeだったんです。

すべてをさらけ出したFringeで泥臭く挑戦し、貢献したい

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ゼミの大会も終わり、みんなで活動することがなくなって、「この先ゼミのような濃い時間を過ごすことはもうないのかな」と思っていたんです。でも、Fringeでならもう一度そんな経験ができる。面接や面談を通して伺ったさまざまなエピソードから、そう確信しました。

特に印象的だったのは、選考を進む過程で伺ったエピソード。

「広報の立場でありながら、海外メンバーに抜擢されなかった。その理由は英会話が苦手だったから。それが悔しくて毎日英語を勉強して、明日海外のイベントに出席する」

悔しい経験から努力をして、それを形にする──その姿はとても格好よくて。私も悔しさをバネに頑張るタイプなので、自分もこうありたいと思いました。

また、他の企業では現時点での実力や知識が重視されていると感じましたが、Fringeはそうではなく、私という人間そのものを見てくれていて、今後に期待をかけてくれているように思えたんです。だから、過去の自分の経験を、良い所だけではなく、苦しかったことも全部さらけ出せました。

入社の決め手も、しっかり私の“人となり”を理解してもらえたうえで、「あなたはFringeで輝ける」と明確な活躍イメージをもって提示してもらえたこと。自身の可能性を狭めたくないと考えていた私にとって、自分の本質を理解してもらえていると感じたことは、かなり大きなポイントでした。

あとは、どの社員さんにお話を伺っても、みんなが目標に対して愚直に努力している。順風満帆に人生を過ごしてきたというよりは、人と違う大変な道を歩んできて、どこか泥臭さのようなものを感じる人が多いんです。みんなが自分の目指す姿をしっかりと持ち、熱量高く主体的に取り組んでいる。そこもFringeの大好きなところです。

私は、仕事の話を生き生きと楽しそうに語る社会人でありたい。だからこそ、企業選びの際もカルチャーマッチを重要視していました。自分の向いている方向と、企業の目指している方向が同じでないと、頑張りきれなくなってしまうと思ったから。

Fringeはお客様にも世の中にも誠実で、短期的な利益のためにグレーな領域はやらないと宣言し、本当に世の中にとって価値のあるものを生み出そうとしている。さらに、チーム意識を大切にしていて、一人ひとりが個性を生かして輝けるようにみんなが考え行動できている。自分の大切にしている価値観とぴったりはまっていました。

そういった意味で、Fringeは私にとってぴったりの会社でした。

埋もれている原石を、みずからの手で輝かせたい

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私は現在、人事部で新卒・中途両方に向けた採用PRを担当しており、21年新卒の通年採用にも携わる予定です。選考時からマーケティングや広報に興味があると話していたのと、入社前にFringeの理解を深めておきたいと考えていたので、まさにぴったりな配属だと思いました。

実は当記事、20卒内定者の「新卒0年目の野望」を執筆しているのも私なんです。新卒0年目で広報を担当させてもらえている。それもFringeの裁量の大きさと、チャレンジングな社風ゆえ。

先日、外部のセミナーに出席した際に、「内定者で200人規模の会社の採用PRを担当している」と隣の企業の方にお話した際、大変驚かれました。それもそのはず、採用PRはまず会社に興味を持ってもらうための糸口。最初の段階で採用ターゲットを獲得できなければ、採用活動全体がうまくいかなくなるほど、とても重要なポジションです。その役割を任せてもらえていることに、大きな責任とやりがいを感じています。

でも、それだけで終わるつもりはもちろんありません。

私の野望は、既に世の中に広まっているものではなく、埋もれている原石のようなものを自分の手で輝かせて、広めていくこと。それをできるのがマーケティングの魅力であり、かつ醍醐味であると考えています。

まさにFringeは、会社としても事業としても、みずからの手で広めていきたいものがたくさんある環境です。

私はすべての人や世の中に対して誠実なFringeという会社の良さも、社内の賞賛文化がそのままサービスとなったUniposも、世の中に広めていきたい。

そのために自分の可能性を信じて愚直に努力し、できることを増やすことはもちろん、人の可能性や魅力を引き出していける人になって、Fringeという組織全体をより一層盛り上げていきます!

Fringe81株式会社

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