新進気鋭の女性営業担当が日本ストライカーで実感する“All for One” | キャリコネニュース - Page 2
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新進気鋭の女性営業担当が日本ストライカーで実感する“All for One”

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入社4年目の入江萌は、東京中心部の病院向けに内視鏡関連製品の営業を担当しています。医療機器業界では女性の営業職はまだまだ少数派です。しかし入江は、チームで働くことを通じてスポーツ医療に貢献できることに誇りとやりがいを感じ、「次の目標」を模索しています。【talentbookで読む】

姉の影響を受けた、学生時代

出身は栃木県。幼少期からモータースポーツの聖地として知られるツインリンクもてぎに足を運び、バイクの魅力に惹き込まれます。レーサーだけでなく、裏方でサポートするメカニック、エンジニア、レースストラテジストなどの存在を知り、次第に「スポーツ」や「チームで働く」ことに関心を持つようになりました。

そして高校卒業後はアメリカ、ノーステキサス大学へ進学します。

入江 「私が中学生のころ、4歳上の姉がアメリカに留学しました。自分も英語を話せるようになりたいと思い始めたとき、小さいころから一緒に過ごした姉が先に渡米していることが心の支えになり、不安や抵抗なく留学という選択ができました」

高校卒業後に渡米した入江。語学学校も含め6年を超える米国での生活ではさまざまなことを経験します。中高時代はあまり挫折を知らなかったという彼女ですが、言葉の壁や文化の違いに戸惑うことも多くありました。

入江 「渡米後は自分なりに交友関係を広げ、現地の友人もできました。もちろん楽しいことばかりではなく、外国人というだけで差別されるなど苦労もありましたが、いろいろな人に助けられながら乗り越えたことは、人生の中で大きな経験となりました」

卒業を目前に控えた2015年の秋、ずっと心に残っていた「スポーツ」そして「チームで働く」ことに関わりたいと、日系バイクメーカーへの就職を目指します。しかし、就職活動は難航。

そんなときに、米国・ボストンで開かれたバイリンガル学生のための就職説明会で出会ったのが、日本ストライカーでした。そしてここでも、先に日本に帰国していたお姉さんが、彼女に大きな影響を与えることになるのです。

入江 「姉は卒業後、医療業界で営業担当として働いていました。多くの人と関わりながら努力を続ける姉の姿に刺激を受け、また、責任の大きい仕事であることも聞いていたので、自然と興味を持ちました。

グローバルに展開し、かつ、スポーツと親和性の高い整形外科領域に強みを持つ日本ストライカーであれば、自分が長く望んでいたことがかなうかもしれない、とも感じたのです」

その後入江は、医療業界への就職を決意。2016年4月、日本ストライカーに入社しました。

家族のような営業チームに支えられ、成長を実感する日々

▲ チームメンバーとの打ち合わせでは、医師へのより良い提案内容について検討します。

▲ チームメンバーとの打ち合わせでは、医師へのより良い提案内容について検討します。

日本ストライカーに入社後、入江が配属されたのはエンドスコピー営業部。整形外科手術で使われる内視鏡関連製品を扱い、東京中心部の約200の病院やクリニックを担当しています。

入江 「全国的に名前の知られた大きな病院も多く、経験豊富な医師とコミュニケーションを図ることに、最初はプレッシャーもありました。

しかし、チーム内は “若い社員を育てよう “という雰囲気にあふれ、時には北海道や関西の先輩が、担当エリアの垣根を越えて、サポートしてくれることもありました」

案件ごとに、上司や先輩からアドバイスを得て提案内容をまとめ、丁寧に話を進めていきます。成約まであと少しのタイミングとなれば、部内の経験やアイデアを総動員し、チーム一丸となって協力し合います。

入江 「先日担当した新規の入札案件では、多くの先輩方にアドバイスをもらい、無事成約を決めることができました。チームに報告をするとすぐに多方面から祝福のメール。とても嬉しい、最高の瞬間でした」

入江のチームには、彼女の父親よりも年上のメンバーもいます。多種多様な考えや経験が集まるチームだからこそ、幅広い視野を身につけることができる。アメリカ留学を経験した入江は“人の多様性”を受け入れ、それを自分自身の力に変えています。

入江 「ホームページなどに “チームワークが良い ”とうたう企業はたくさんありますが、日本ストライカーはまさにそれを実感できる職場。

私が入社を決めたときの人事責任者がその後異動し、現在私が所属する事業部門の部門長を務めているのですが、自分の成長する姿を最初からずっと見てもらえていることが励みでもあります。人を育てるということに重きを置いた、家族のようなチームの中で働いています」

入江ならではのスタイルで、医師から信頼される営業に

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エンドスコピー営業部の社員は全国に約50人。うち女性は10人。「女性だからといって特別扱いされることはなく、家族のようにフラットな関係で業務に取り組むことができる」と入江は言います。

入江 「訪問先の病院でも、最初は『女性の営業担当者は珍しいね』と言われることがありましたが、ひとたび仕事の話になれば男女の違いは気になりません。

営業担当は現場の医師と近く、自分の知識や提案力が直接医師の反応として返ってきます。こちらからお伝えする最新情報や提案に対し、医師から直接感謝されるときなどは、何よりやりがいを感じます」

「営業活動で結果を出している人は、製品そのものよりまず“自分自身”を売っていると思う」と話す入江。

病院経営者や医師だけでなく、看護師や事務スタッフとの信頼関係を築くため、言われたことをすぐに実行する、わからないことは人に聞く、接触回数を増やすなど、“クライアントにとって最良のパートナーになること”を見据えた行動が、入江の営業スタイルです。

入江 「たとえば半月板縫合に力を入れている病院。とくにアスリートの半月板縫合はどのように切れているか、どのように縫合していくかによって、治癒率や完治する時期が大きく変わってきます。

ただ製品を売るだけではなく、医師と一緒になって患者さんのことを真剣に考えられる人でありたいと思っています」

東京は各メーカーが鎬を削る重要なエリア。そこを任せてもらえていることが、入江の責任感や充実感につながっているのです。チームの強力なサポートを得ながら、きめ細かな対応で現場の医師に寄り添う彼女ですが、同時に、スポーツとの関わりも日々の原動力になっています。

入江 「日本ストライカーへ入社した理由のひとつである、“スポーツ医療 ”に日々携わっていることを誇りに思っています。私が扱う関節鏡はとくに膝関節の症例が多く、柔道やサッカーなどアスリートの手術でもしばしば使われます。

高画質なカメラを搭載しているので、医師はモニターでしっかり細部を確認しながら手術を進めることができ、患者さんへの負担も少なくて済むためスポーツへの早期復帰が期待できるんです。医師を通じて患者さんが回復されたと聞くと、心から嬉しく、やりがいを感じます」

羅針盤は姉からチーム、そして自分自身へ

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アメリカ留学経験を持つ入江は「異文化の中で培った強い精神力も仕事に生かせている」と語ります。たしかに、営業という職種は明確な目標のもと、着実な成果を求められ、プレッシャーを感じる場面も多くあります。

入江のリフレッシュ方法は、同僚の女性社員と食事をしたり飲みに行ったりすること。似たような視点や悩みを持つ先輩や仲間と時間を忘れて話し込むことで、気持ちが軽くなり、翌日からの活力にもなります。

姉の背中を追うように渡米し、医療業界に進んだ入江。日本ストライカーに入社後は、チームの上司や先輩たちを人生の羅針盤として仕事にまい進してきました。入社して3年が過ぎた今、次の目標を見据えます。

入江 「今まではひとりで仕事をこなせるようになることが目標でした。次の目標は恩返し。お世話になった上司や先輩に、仕事の内容はもちろん実績を示すことで感謝の気持ちを伝えたいです。

そしていつか、後輩に自分の経験を伝え、そして信頼してついてきてもらえるような存在になれればと考えています」

そして、日々成長し続ける入江は今後どんな人と働きたいかについて、こう続けます。

入江 「人と人のビジネスなので、大事なのはハートです。チームワークを大切にする日本ストライカーには、素直な人、ほかの意見を受け入れられる人が合っていると思います。親身に教えてくださる人はたくさんいるので、安心して飛び込むことができる環境です」

今やチームに欠かせない存在となった入江。実生活でも、そして入社後はエンドスコピー営業部ファミリーでも「妹」の立場だった彼女が、これから新しく入社する人にとっての「羅針盤」になる日も近いかもしれません。

日本ストライカー株式会社

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