大手志向だった自分がベンチャー入社を決めるまで──“自分の経験”でキャリアを彩る | キャリコネニュース - Page 2
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大手志向だった自分がベンチャー入社を決めるまで──“自分の経験”でキャリアを彩る

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2019年2月にインターンとしてFringe81(以下、Fringe)にジョインし、人事部で新卒採用(サマージョブ集客)を担当していた森口豊。今回は、就職活動を始めた初期は超大手志向だった森口が、ベンチャーの魅力に気付いた経緯と今後の野望を、赤裸々にお話しします。【talentbookで読む】

最初は超大手志向。周囲の目を気にしていた自分

Fringeの20卒内定者で、人事部でのインターンで新卒採用(サマージョブの集客)を担当していた森口です。私は、就職活動を始めたころは大手志向でしたが、ある言葉がきっかけでベンチャーに興味を抱きました。

今回は、私がベンチャーに興味を持ち、入社を決めるまでの経緯をお話ししたいと思います。

就職活動を始めた当初、自分が入社するなら大手企業だと思っていた理由──それは、幼いころからの私の性格に起因しています。

私は昔から、人の顔色をうかがい、周囲の目を気にする性格でした。

まじめで万能な姉がいたので、先生や友達など周囲から見る私は、“まじめな姉の弟”という印象だったと思います。そんな周囲の期待に応えられるようにと、キャプテンや児童会会長、卒業生代表など、リーダー的な役割にも多く挑戦してきました。

そのように周囲の目を気にする性格だったので、両親や身の回りの友人がみんな大手志向ということもあり、就職活動を始めた当初は大手志向の学生でした。就職活動を始めたのも大学2年生の4月からと周囲に比べて早かったので、「森口は良い会社に行くだろう」という周囲からのプレッシャーも感じていましたね。

さらにそれに加えて、知名度の高い企業に入ってすごいと思われたい、自分に箔をつけたいという気持ちもありました。大手企業なら、周囲に「自分がこんな大きな仕事をした」と伝えることもできる、と思っていたんです。

ですが、就職活動を進める中で、ある言葉をきっかけに自分の価値観が大きく変わったのです。

「会社」で自分を彩るのではなく「自分の仕事」を語りたい

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先にも述べたように、私は就職活動を始めたころは、大手志向の学生でした。

そんな私の価値観が大きく変わったきっかけは、Fringeの選考途中で、代表取締役CEOの田中弦から「いい会社に入るのではなく、すばらしい会社を一緒につくろう」という話があり、深く共感したことでした。

今知名度の高い会社に入社し、そのネームバリューで自分を飾るよりも、現時点では知名度の低い会社に入社し、そこで大きいプロジェクトを立てて、3~5年後くらいに「あれを成し遂げたのは自分だ」と言えた方がかっこいい。そう語る田中に感銘を受けたと同時に、その言葉が自分の中ですっと腑に落ちたのです。

大きなプロジェクトに少しだけ関わり、「あれは自分の成果だ」と我が物顔で語ることと、それに比べれば社会へのインパクトは小さくとも、自分が主体的に進めたプロジェクトを語ること。入社後の自分の姿を想像して両者を比較してみると、自分は後者の方に憧れを抱いたのです。

そこで自分の判断軸は変わり、「企業の名前や歴史よりも、自分の成し遂げたことで自己紹介したい」「知名度のある会社で自分を彩るのではなく、自分のやったことで自分を彩りたい」と考えるようになりました。

それが、大手志向からベンチャー志向に転換した大きなきっかけでした。

チーム意識を大切に、かつ自律的に行動できるFringe

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こうしてベンチャーを受けようと決め、またサマージョブに参加したことをきっかけに社員と接する中で、Fringeにどんどん惹かれていったのです。

私は過去の経験から、チーム意識を大切にしていて、かつ自律的に行動できる会社がいいと考えていました。周りに気をつかえる長所も生かしつつ、自分にはまだ足りない“自律的な行動”や“自分の意見を主張すること”ができる会社に入りたいなと。

Fringeのサマージョブで社員と話したときに、私の意見をしっかり受け止めつつ、「その考え方良いね。でもこんな考え方もあるよね?」と、自分の考えが及ばなかったところまで深掘る会話のキャッチボールが心地良くて……。相手の意見を尊重しつつ、自分の意見も主張して話を進める社員の雰囲気が、自分の理想にぴったりだと感じました。

あとは、お会いしたFringe社員の皆さんが、会社を自分ごととして捉えていたところにも惹かれました。社員と食事をしたときに、「Be an explorer(Fringeのイデオロギー)に、自分たちの仕事はどうつながっているのかな」などと話していて、理念と自分たちの事業がどのようにつながるのか、自分がそこに対してどのような貢献ができるのかと、一人ひとりが主体的に考えていました。

そんな“高いチーム意識を持ちつつ、自律的に考え行動する”社員の姿に、Fringeであれば、自分も刺激を受けながらみんなを引っ張っていける存在になれるのではないかと、入社を決意しました。

下から支えるだけでなく、先導するリーダーも経験してみたい

▲入社3カ月後、主体となって説明会を行う森口

▲入社3カ月後、主体となって説明会を行う森口

私はサマージョブでの経験をきっかけにFringeへの入社を決意し、2019年の2月から人事部でインターンを始め、21卒サマージョブ経由採用の集客を担当していました。

サマージョブの集客もひと段落したので、最後に私の今後の野望をお話しします。

それは、自己紹介で「あの大きなプロジェクトを自分が主体となって取り組んだ」と言えるくらい、大きな仕事に自分が先導して携わり成果を出すこと。

私は今まで、キャプテンや児童会会長、卒業生代表など、リーダー的な役割は多く取り組んできました。しかしそれは、自分が先導を切って引っ張っていくリーダーではなく、チームワークやチームビルディングを良くするために丸く収めて、下から支えるようなリーダーでした。

今までは、自分で先導して突っ込むリーダーは反発されそうだと感じていたので、自分の意見より周囲の意見を最優先していました。でもこれからは「自分の意見も共有して、チームを動かして成果を出したい」という気持ちでいます。

Fringeの社員は相手の気持ちを尊重しつつ、自分の意志を持って仕事しているので、目標とする人は非常に多くいます。

そんな目標とする人たちに近づけるよう、私はFringeで、自分の意志でマネージャー職やリーダー職に就き、先導してプロジェクトを推し進めていく経験をしたいと思っています。そして、自分の仕事について誇りを持って語れるような社会人になります!

Fringe81株式会社

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