若手だろうが責任を与えてくれ、全員で目標を持って取り組んでいる組織
ネオキャリアでは「ヒトとテクノロジーで一人ひとりの価値ある未来を実現する」というミッションを体現するように、さまざまな新しいサービスが開発されています。今回はその中でもFintech領域の事業子会社、株式会社ULTRAで輝く若手三人衆にフォーカス。領域が異なる彼らが生き生きと働ける理由とは。【talentbookで読む】
三者三様の入社のきっかけ──同い年の彼らが追い求めていた違う視座
ULTRAでプロダクトマネージャーをし、ローンチに向けて日々サービス開発に勤しんでいる平野。アプリデザインなどを担当している岡田。データソリューショングループに所属し、さまざまなプロダクトを横断してデータの収集、分析、提案、データサイエンスの教育、啓蒙などを行っている松村。
今年26歳になる同い年の彼らですが、入社したきっかけは三者三様でした。
平野 「僕はネオキャリアに新卒で入社しているのですが、就職活動のときに『新規プロダクトを始めやすい環境として、資金調達の面も考慮すると、規模感のあるベンチャーが良いだろう』と考えていました。
そんな中インターンでお世話になっていたネオキャリアが、本格的にテック領域に力を入れ始め、初めて技術職の新卒採用を行っていると知り、プロダクトマネージャーとして経験が積めるということで入社しました」
岡田 「新卒で入社した会社は、ヘルスケア系の会社でインハウスデザイナーをしていました。いろいろなブランドを持っている会社で、さまざまなトンマナのデザインを作っていたんですが、手広過ぎて。「何かひとつでも、一貫したデザイン作成に携わりたい」という思いを持っていました。
そんな時、たまたまWantedlyでULTRAを見つけて。「この新規事業面白そう!」と直感的に思い、迷わずジョインしたのが入り口です。」
松村 「大学院で研究する傍ら、データ系の勉強会運営に関わったり、本の執筆をしていたりしました。その後修士を取得して、今の上長に誘われて、中途でネオキャリアに入社しています。データ分析組織の立ち上げに関わるため2人目のメンバーとしてジョインしました。
ULTRAはサービスローンチ後から関わっています。現在は、現場が困っていればすぐに現場に向かい、「こう分析することで解決できますよ」とアドバイスしたり、SQLを教えたりしています」
入社のきっかけが異なる彼らですが2020年現在、「FinTech」プロダクトをつくるために3人で協力して仕事をしています。
難易度の高い「FinTech」──技術開発のやりがいと苦悩
「FinTech」という言葉自体は、最近日本でも広く浸透し始めてきていますが、岡田は、「FinTechという言葉の浸透は進んだものの、それでも尚、国民のFinTechに関する”関心”はまだまだ追いついていない」と考えています。
岡田 「そのように考える理由として、ユーザーとの大きなギャップが挙げられます。そもそも『FinTech』自体が「難しそう」で、敷居を高く感じてしまうテーマ。運営側で思っていることと、ユーザー側で感じていることは大きな差があると感じます。ただ、そのギャップを埋めていくのが僕の仕事でもあると思っていて。ユーザーと運営側の懸け橋となるような、そういったデザインを心掛けています」
松村は、データサイエンスの領域で、プロダクトや環境をイチからつくることができる新規事業のおもしろさを感じていました。
松村 「FinTechサービスは、1つサービスがリリースされればその分データが溜まっていくので、その点に興味を持ちましたし、その上で、深くデザイナーや開発(エンジニア)側とも関わることができる点は魅力的だと思っています。いずれは施策の設計まで携わりたいと考えています。」
平野は、今ある市場の課題から「誰でも使えるものを」という点に共感して開発を進めています。今回のビジネスはネオキャリアでもめずらしいBtoCモデルで、責任も大きく、その分やりがいも大きいと語ります。
平野 「3年目にしてプロダクトマネージャーという立ち位置でゼロイチの立ち上げができるのは、非常に貴重な体験です。また運用やマーケティング、デザイナー、開発の枠を超えて事業をつくっているのでワンチームで業務に当たれるのは魅力的だな、と」
ワンチームで築いた絆──その裏にあった責任者竹谷の存在
「FinTech」のプロダクトを開発するに当たりさまざまな感情を抱く3人。役割は違えど、協力してひとつのプロダクトをつくる中、絆も自然と生まれました。
松村 「それぞれプロフェッショナルが集まっているので、こだわりもすごいんですよ。25年同じように生きてきても、専門性も経歴もそれぞれ違う。それでも、同じプロダクトに向けてひとつの道を走っているのがわかるんです」
岡田 「僕らはそれぞれの専門性をきちんとリスペクトしつつ『それはこうなのでは?』とか『それすごくいいと思う』とか率直に意見を言い合えていて。すごく良い環境だなと」
平野 「否定から入らず、いったん受け入れてくれるところも良くて、すごく話がしやすいです。まったく同じ年でもやっぱりそれぞれキャリアが違うので。そんなそれぞれ当たり前が違う点も、関わる上で大きな刺激になっていますね」
率直な意見を言いやすい環境にあると述べる3人。お互いが同い年なことは話しやすさの一要素としてありますが、責任者の竹谷 直彦の影響も大きいと3人は語ります。
実際、竹谷は、プロダクト開発でも社員の意見を拒否することはありません。それどころかサービスのターゲット層と同じ層の社員に対して、意見を求めるなど、3人もその姿を見て感銘を受けていました。
岡田 「いい意味で年齢を感じさせない方ですね。僕が言うのもおこがましいですが、本当に吸収力が高く、新しいものをどんどん開拓していく方で。意見の取り入れ方の柔軟さや、提案の的確さを見ても、本当に尊敬できる方です」
松村 「チームづくりとして、情報をオープンにしている点はチームとしてとてもやりやすいですね」
平野 「謙虚な方で器がとても大きく優しいので、僕らも安心して付いていけます。ただ仕事に関してはものすごくガツガツしていて。その領域の広さはすごいです。あの仕事のスタンスは、毎回僕らにとっても大きな気付きを与えてくれています。良い相談役であり、良い父親であるような。そんな存在です!」
ULTRAで働く人々──求められる人物像とは
責任者も社員と同じ目線で考える──そんな会社で働く3人。ULTRAで働くのにはどんな人が向いているのでしょうか。
松村 「ULTRAって結構変わった人材が多いと思います。プライベートは遊ぶけど、仕事は真摯に向き合っていて。めちゃくちゃストイックな人とか。ティーカップがデスクにあって紅茶飲みながら仕事していて。でも仕事は誰よりも手を抜かないとか。変わったところはあっても、“想い”の部分で共鳴しているんです。自分たちが関わっているこのプロダクトに対して熱い想いを持っている人たちが多い気がしますね」
その“想い”を岡田は「圧倒的当事者意識」と表現します。
岡田 「『俺が育てるんだ』っていう人、『圧倒的当事者意識』の人がやはり合うのかなと思います。竹谷も裁量を広く持たせてくれますし、職種に関わらず、さまざまな視点から『プロダクトをこうしていきたい!』と思える人がいいですね。
仕事の振り方が『これやりたいんだけどどう?こういうデザインつくれない?』みたいな感じで相談ベースなんです。なので指示待ちだと難しいと思います。プロダクトと一緒に成長していけるような成長意欲のある方に入っていただきたいです」
また、平野はそのためには分野を横断した視点を持つことが重要だと言います。
平野 「一人ひとりが当事者意識を持って動いている組織なので、ひとつの分野で完結しない──みたいなことが当たり前のように起きます。でもそれは、いろいろとやる中で、自分が今やれることの領域を増やしていける場所だという証拠。『自分”が”やりたい』と思える意欲のある人は向いています。上へ上へと進めていける方がいいです。そもそも竹谷がそういう人間ですし(笑)」
指示待ちではなく、自ら行動する熱い人と一緒に働きたい──”「働く」を、もっと「お金」につなげる。” ULTRAは自分達の想いを軸に社会の課題を一緒に考え、共にひとつずつ解決していく、そんな仲間を求めています。