絶対にNo.1になりたい──若手のエースが結果にこだわり続ける理由
ソフトバンク株式会社入社4年目のエース社員である西来路 敬太は、一貫して代理店営業を行っている。若手ながら営業センスがあり、実績を継続的に出し続けている彼の思いをひも解いていく。【talentbookで読む】
No.1になるために
西来路 「私はソフトバンクのNo.1採用で入社しました。どんな形であれ、常に1位になりたいという姿勢でやっています。代理店営業は順位が出やすいので、その環境はNo.1をとても実現しやすいんですよね」
彼が継続的に実績を出し続けている背景には、“No.1になりたい”という目標を実現するための日頃からの小さな積み重ねや大切にしているマインドがある。The代理店営業といった雰囲気ではない新しいタイプの代理店営業であると評価されているのだ。
西来路 「代理店さまの心を掴むには、幹部層の方と密にコミュニケーションを取ることも大事なのですが、私は現場にいるクルーの方々の気持ちを理解する行動を地道に取ることで彼らと良い関係を築くことを意識しています。
この姿勢は大学時代にキックボクシングをしていた経験に基づいています。いきなり試合をしても意味がなく、最初は筋トレとか走り込みなどが必要です。代理店営業でも管理職がやらないような細かい作業を率先して行うことでクルーの方々からの信頼を勝ち取って、付いてきてもらうことで代理店さまも喜んでくれるんです。
実際に契約を取るのはクルーの方々で、彼らにとっては何件取ろうが基本的には給料は変わらないのでモチベーションが上がりにくいんです。そんな環境でただ頑張ろうと言っても心は動かないので、自分が絶対にNo.1を取ろうという気持ちをいかに共有するのかがとても大切なんです。だからこそ実際に現場にいるクルーの方々との関わりを大事にしました。
2020年現在は前より大きな枠組みで担当代理店を持っているのですが、今でもお店に行ったり、クルーの方々が送ってくれる日報に毎日目を通してコメントしたり、変化に気づくといった姿勢を大事にしています」
周囲とのモチベーションの格差をなくす
常にNo.1になりたい、といった軸を大事にしている彼にもそれがブレてしまうような苦労や挫折はあったと語る。
西来路 「代理店営業1年目に挫折を味わいました。ソフトバンクの代理店営業では、1年目は現場のクルーとして実際に商品を売るんです。2年目から実際に店舗の代理店営業として働くのですが、その時に自分とクルーの方々とのモチベーションの格差に悩まされました。どんなに良いアイデアを持っていても実際に行動に移すモチベーションを相手が持ってくれないと意味がないんです」
しかし、クルーの方々に寄り添い、彼らと同じ目線に立つことを大事にすることでその挫折を乗り越えることができた。常にランキングを意識して、彼らとNo.1という目標を共有することで競争心を駆り立てることができたのだ。
西来路 「最初は実績が低い日ばかりですが、たまたま調子が良くて1日だけ1位の日があったりするんです。そういう短いスパンでもNo.1を見つけて、やる気を醸成するんです。
例えば土曜日の15時に、今は東京都で実績値が2位で、1位まではこれだけ差があります、といったことを現場のクルーの方々に伝えることでモチベーションを高めます。それを繰り返していく中で、みんなの努力が実って、実際に1位を結果としてとった時にクルーの方々のモチベーションが上がりきったのが分かるんです」
No.1にこだわる理由
No.1にこれほどまでに執着する彼の気持ちは、大学時代に始めたキックボクシングがきっかけであるという。
西来路 「高校まではいろいろなスポーツをかじっていたのですが、そこまで極めたことはなくて。大学1年生に始めたキックボクシングで、やるからには1位を取ろうと思ったんです。3年生の時に大学の全日本大会で優勝して自信がついてからNo.1の軸ができたと思います。あれだけきつい中で1位を取れたんだから、他でもできるだろうって。No.1採用で内定をもらったことも、結果で答えなきゃと思った理由の一つですね」
ファーストキャリアをソフトバンクに選んだのも、No.1採用が決め手だったと語る。
西来路 「就活を始めた当初は正直何も考えていなかったんです。合同説明会でソフトバンクがNo.1採用をしているのを聞いて受けようと思いました。No.1採用という採用方式がある時点でいい会社だなと思いましたし、調べていくうちに私のマインドにマッチしているなと思って決めました」
代理店営業の経験を生かした次のステップへ
2020年現在ソフトバンクの代理店営業として活躍している彼には、当面の目標と長い目で見たときの目標がしっかりと見えている。
西来路 「短い目標だと、代理店営業としてのスキルを磨くことで今はかなわない先輩を抜かしていきたいです。2020年現在のソフトバンクでやっている代理店営業の業務は幅が広いので、他の仕事をするにしても必ず役に立つと確信しています。
ソフトバンクでは、さまざまな面白そうな部署が日々新たに立ち上がっていますので、そういう分野にいずれはチャレンジしていきたいと思っています」
また、将来どのような職種にチャレンジするにしても、代理店営業の経験は非常に大切であると強調する。
西来路 「代理店営業は、売れる仕組みを自分が作るという仕事が大きいんです。自分のやりたいことを1から10までできます。予算を確保して、キャンペーンを企画して、スタッフを雇って、仕組みを考えて、終わった後には効果検証をして次につなげる資料を作って、パッケージ化することも全部1人でできます。だからいずれ大きいマーケティング、企画をしたい学生はまずは代理店営業をやってみるべきだと私は思います。自分1人でこれらの一連の業務を回す経験は大きいですね」
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