「全ての経験を生かしたい!」紆余曲折を経てベンチャーでマーケターとしてチャレンジ
エビリーに入社して 2年が経過する和田 洋佑は、YouTubeのデータ分析ツール「kamui tracker」のマーケティング全般を担当しています。 これまでやりがいや目標を追求し、さまざまなキャリアを積んできました。そんな和田が自身の経歴を振り返りながら、今後のビジョンについて語ります。【talentbookで読む】
社長直下の環境だからこそできる。事業全体を見据えたマーケティング
エビリーに入社して 2年、「Youtube」のデータ分析ツール「kamui tracker」のマーケティング全般を担当しています。「kamui tracker」は 2016年にリリースしたサービスで、とにかく今はクライアントを増やすことに注力しているので、マーケティング業務の中でもとりわけ法人のリード獲得に重点を置いているんです。
サービスの立ちあげ期から関わっていて、今はセールスも増えたり、キャスティングチームもつくられていますが、初めは非常に少ない人数でスタートしました。僕もマーケ半分、セールス半分・・みたいな時期もありなんでもやっていましたが、現在はマーケティング業務に特化しています。
コロナ禍で stay home の後押しもあり「Youtube」の存在感や勢いが増す中、「kamui tracker」の活用や新規の問い合わせが増えています。Twitterやブログでも「kamui tracker」について書かれているものを目にする機会が増えて、嬉しいですね。
新しいサービスを広めるためにさまざまな施策を行ってきましたが、短期的に結果が出るものはあまりなかったので、世の中の変化と施策がかみ合ってきた印象です。自分が立案、実行した施策に手ごたえを感じることが増えてきて楽しく感じています。
僕ともう 1名の 2名体制でのマーケティングチームで社長の直下の組織になるので、ひとつのサービスだけを切り取ったマーケテイングというよりも、事業全体をどう伸ばしていくか?という目線で考えた施策に対して反響が多かったり、プレスリリースを配信してバズったりするときにとてもやりがいを感じます。
独立という目標のために転職。自分を鍛えられそうな環境に飛び込んでみた。
小学生のころから医者になりたくて医学部を受験したのですが 2浪した結果、希望がかなわなかったので普通の学部に進学したんです。
そういう志向から自然と就職の軸として医療系に行きたいという気持ちがあり、新卒では医療機器メーカーに就職。自社製品を海外へ輸出していたので、海外と取引ができるのも魅力に感じていました。
貿易職として 3年勤務しましたが、だんだん自分の目指す方向と会社の方向性が合わなくなってきて、なんとなく不完全燃焼な気持ちになっていたんです。自分でビジネスをしたいという気持ちもあったので、新しい環境を求めて転職することを決意。
独立したいという気持ちがあったので実力をつけたいと思い、自分を鍛えられる環境で実力主義、数字がすべてみたいなところで働きたいと体育会系の営業会社に営業職として入社しました。
配属されてすぐにテレアポして訪問、というスピード感のある環境で「とにかく結果を残したい!」とがむしゃらに仕事をしましたね。
入社後 2ヶ月ほどで結果が出てきて、昇格もして営業をやりつつもいろんな役割を任せてもらえるように。新規事業の担当もさせてもらい、数字に厳しい社風ではあったけど個人の実力が評価される環境は自分の希望通りでした。
チームで大きなビジネスを成功させたい。個人事業主の経験が現在につながる
いつか独立したいという目標を見据えての転職で、サラリーマンをしながらも週末に副業を始めました。それが軌道に乗ってきたので会社を退職し、カウンセリングやコーチングを軸として個人事業主としてやっていくことに。
すべてを自分でやらなくてはいけないので大変なことやしんどいこともありましたが、いろんな意味で成長できました。そして今エビリーで仕事をしていて、このときの経験がとても生かされていると感じています。
個人事業主として業務委託で企業の中に入って仕事をする機会も増えて順調でしたが、このままひとりでやって行っても今持っている器以上にはビジネスがスケールしないと感じ……。やはり企業の中でチームでもっと大きなビジネスを成功させたいし、もっとマーケティングをやっていきたいと思うようになりました。
マーケティングといっても幅広いのですが、自分は企業で事業レベルのマーケテイングをやりたいと思っていたんです。今まで個人事業主でマーケティングらしきことはやっていましたが、ひとつのサービスやプロダクトを社会に展開していくようなマーケティングは経験がなかったので……。
それだけの経験ではマーケティング職での採用は厳しく、どうしたら自分のやりたいことが実現できるのか模索していました。
そんな中、出会ったのがエビリーだったんです。代表の中川もスタートは個人事業主だったので、僕の経験を買ってくれて、マーケティングのポジションで採用してくれました。
そしてまだ成長途中のベンチャーで働いてみたいという希望もあり、いろいろ受けたベンチャーの中でも、社風が良くて働いている人の雰囲気が良かったエビリーにジョインを決めました。
ベンチャーでは個人のインパクトが大きく、裁量や責任範囲も広いです。個人事業主のときの経験で、「いちマーケティング担当者ではなくできるだけ事業全体を伸ばすためには何が最適なのか?」という考え方ができるようになったことが、今エビリーで生かされていると思います。
「企業の」中での「個」をどんどん発信していきたい。
「kamui tracker」の事業としての目標のひとつは企業の中での認知度を高めること。「Youtube」と言えば「kamui tracker」みたいに認知されることが目標です。
「Youtube」を使う企業のプロモーション施策でも、 Youtuberなどクリエイターにとっても最適な分析ツールとして「kamui tracker」を使うことを当たり前にしたいですね。
そうなるためには機能やサポート体制を強化して、よりたくさんの人に使っていただけるサービスにしていきたいです。そして、企業が効果的な動画プロモーションができ、Youtuberのような個人クリエイターたちがさらに活躍できるようになれば良いと思っています。
個人のキャリアとしてはマーケティング領域で結果を出せるようになりたいです。さらにスキルや知識を身につけて、自分だけじゃなく人を育てられるようになりたいし、経営全体を見ていける人材になりたいですね。
自分のような経歴の人はなかなかいないと思います(笑)。ただ、今まで積みあげてきた経験や知識は生かせるように意識しています。今は会社員ですが、個人事業主のときは自分の SNSを使って集客したりしていたので、個人の力を使って発信していく活動はこれからもやっていきたいです。
エビリーでも twitter部という slackチャンネルをつくっていて、社内で twitter運用している人をサポートしています。エビリーの社員インフルエンサーみたいになれたらおもしろいし、「企業」の中での「個」をどんどん発信していきたいと思っています。
株式会社エビリー
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