スマホで素敵なポートレート写真を撮るには?撮影のコツを解説 | キャリコネニュース
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スマホで素敵なポートレート写真を撮るには?撮影のコツを解説

「SNSのプロフィール写真用に素敵なポートレート写真を撮りたい。でも本格的なカメラは持っていない」。そんな人は、スマホでポートレートを撮影してみてはいかがでしょうか。近年、どんどん性能が良くなってきているスマホのカメラ機能。撮り方によっては本格的なカメラで撮ったような素敵なポートレート写真を撮影できます。マッチングアプリのプロフィール写真をスマホで撮影しているスマホカメラマン「大之助」さんに、スマホでポートレート写真を撮影するコツを聞きました。

目次

 被写体の自然な姿が撮れるスマホでのポートレート撮影
 スマホで撮影する前にチェックしておきたい4つのポイント
 スマホで素敵なポートレートを撮影する3つのコツ
 スマホカメラで被写体の「最高値」を切り撮ろう

マッチングアプリカメラマンの大之助です。 プロフィールをご覧いただきありがとうございます! 僕の夢はマッチングアプリがさらに多くの人に利用されて、より自由な恋愛ができる社会創りに貢献することです。 その夢のためにマッチングアプリに最適なプロフィール写真の撮影と自己紹介文やメッセージの活用方法を提供しています。

 

被写体の自然な姿が撮れるスマホでのポートレート撮影

スマホカメラでポートレートを撮影するメリットは、被写体の自然な姿を収められることと、いつでも撮影できる手軽さにあります」 そう話すのは、マッチングアプリのプロフィール写真をスマホで撮影するサービスを提供しているスマホカメラマン「大之助」さんです。 高価な一眼レフやミラーレスカメラで撮影した写真は、スマートフォンのカメラと比べると描写力が優れています。 また、AIで背景の「ボケ」をつくり出すスマホカメラと違い、本格的なカメラは自然な「ボケ」を表現することができます。 しかし、スマホカメラも撮影の方法を工夫することで、本格的なカメラで撮ったような素敵なポートレートを撮ることができます。

スマホで撮影する前にチェックしておきたい4つのポイント

大之助さんはスマホカメラでの撮影に臨む前に「4つのポイント」を確認しているそうです。

スマホカメラのレンズを掃除しておく

スマートフォンは日常生活でよく使うものなので、スマホカメラには指紋やほこりがつきやすくなってしまいます。 これは意外と見落としがちなポイントです。 指紋やほこりがついていると画像に写り込んでしまうので、撮影前には拭き取るようにしましょう。 「カメラを拭く際は、ハンカチやクロスなど繊維の出にくい布を使うことをおすすめします。ティッシュだと繊維がついてしまうので、レンズを拭くのには適していません」(大之助さん)

スマホを充電しておく

撮影中はカメラアプリを起動したままにしているため、いつもより早く電池が消耗してしまいます。 撮影前に充電を満タンにしておくか、携帯できる充電器を持って行くのもよいでしょう。

カメラ以外のスマホアプリは閉じておく

スマートフォンにたくさんアプリを入れたり、メモリ容量をたくさん使っていたりする人は、撮影前にカメラ以外のスマホアプリは閉じておきましょう。 理由は、「複数のアプリを起動することでスマートフォンの動きが重くなるため」だと大之助さんは説明します。 「シャッターを切る動作が重くなると、いい瞬間を逃してしまいます。起動するのはカメラアプリのみにしましょう」

撮影当日の天候を確認する

撮影当日の天候によって、撮影場所やシチュエーションを考えます。 気温が低い日は顔がこわばって固くなるため、十分に表情をほぐした状態で撮影をスタート。逆に、真夏の汗ばむ陽気の中では被写体が汗をかくので、なるべく涼しい場所を選びます。 このように、その日の天候にあわせて、どんな場所でどう撮影を進めるかを決めます。

スマホで素敵なポートレートを撮影する3つのコツ

スマホカメラで素敵なポートレートを撮影するために、「撮影する場所」「光の採り入れ方」「構図」の3つの観点からコツを解説します。

 撮影する場所は「写真の目的」から選ぶ

撮影する場所は写真の目的から選びます。 「やさしい雰囲気の写真がほしい」「被写体のやさしい性格を表すような写真が撮りたい」といった場合は、公園や街路樹など緑が多い場所がよいでしょう。 「カジュアルよりはフォーマルに寄せた写真が撮りたい」「スマートな人柄を表現したい」といった場合は、ビルのガラス面やコンクリートを利用するのがおすすめです。 「どんな雰囲気の写真にしたいかは、Instagramなどを参考にしましょう。できあがりのイメージを、写真を撮影する人と被写体のあいだで共有しておくとよいです」(大之助さん)

光の採り入れ方で印象が変わる

スマホカメラに限らず、ポートレート撮影で避けたほうがよいのは「逆光」の状態。 逆光で顔が暗くなってしまった場合でも、スマホの明るさ調整機能で明るさを補正できます。しかし、補正をすると写真全体が明るくなりすぎ、不自然な状態になってしまいます。 写真を撮影するときは「順光」が望ましいといわれていますが、大之助さんは「光の強さによっては『陰』を利用したほうがいい」と指摘します。 例えば、真夏の晴天のもとでは、被写体が直接陽射しを浴びることで顔にテカりが出てしまいます。光を直接浴びるよりも、木陰やビル陰を利用して、肌の自然な質感を表現します。 光の採り入れ方で、できあがる写真の印象は変わります。 写真撮影は光が多い晴天の日がよいと思われがちですが、雨やくもりの日にもそれぞれよさがあると大之助さんは言います。 「小雨の日やうすぐもりの日には、雲で乱反射した光が届きます。そんな日は、暗くなりすぎず、やさしい雰囲気の写真を撮ることができます」

「一番伝えたいもの」を構図の中心に

ポートレート写真といっても、必ずしも人物を写真の真ん中にする必要はありません。 ポートレート写真を「何に使うか」という目的から、一番伝えたいものを中心とした構図を作りましょう。 例えば、趣味の仲間とつながるSNSのアイコンにするのであれば、趣味に取り組んでいるシーンを、Instagramなど「映える写真」が注目を集めるようなSNSなら、絶景を眺めているシーンを、構図の中心にするのもよいでしょう。 いざ構図を作ろうとしても、なかなかうまくバランスが取れないものです。そんな時は、スマホカメラの「グリッド線」機能が便利です。 グリッド線とは、写真の構図のガイドラインとなる補助線です。マス目状になったグリッド線に沿うことで、バランスのよい構図を作ることができます。 もう1つ、構図を作る際の注意点として、大之助さんはズーム機能を挙げます。 「機種にもよりますが、スマホカメラのズーム機能で被写体に寄ろうとする場合、デジタルズームのため、寄りすぎると粗い画像になってしまうので注意しましょう。 被写体に寄りたい場合はズーム機能に頼るのではなく、自分で近づいたほうがきれいな画像を撮影できます

スマホカメラで被写体の「最高値」を切り撮ろう

撮影する側の心構えとして、「被写体の『最高値』を切り撮る気持ちで臨んでください」とアドバイスする大之助さん。 「被写体には、自分がどんなふうに見えているかはわかりません。撮影する側が、視点の高さや顔、体の角度などを指示してあげるとよいでしょう。 いろんな表情を持っている中で、最高の瞬間を切り撮ってあげようという気持ちで撮影してみてください」

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