公正な評価で“社員の成長”を促進させる!ミラクルソリューションの「全方位評価制度」とは
コンピュータシステムの導入及び運用に関するコンサルティングや、システム開発・構築・保守及びリース、技術者の教育・育成及び派遣等を事業とする株式会社ミラクルソリューション様。企業理念として「世界最高の技術者集団」を掲げ、理念に基づいた評価制度や表彰制度を導入。2020年12月、ホワイト企業認定のプラチナを取得。成長至上主義で社員にさまざまな成長機会と働きやすい制度を提供する同社の取り組みをお伺いしました。
独自の全方位評価制度や表彰制度を導入することで社員の成長を促進させる
――御社の特徴的な制度や取り組み概要を教えてください
弊社の特徴的な取り組みは3つあります。1つは評価制度です。企業理念でもある「世界最高の技術者集団」を目指すために、成長し続ける人の賃金が上がっていくシステム『全方位評価制度』を独自の評価制度として導入しています。顧客、会社、自分のために各自が成長意識できるよう、弊社では全ての方面から社員の努力や成長を漏れることなく汲み取り、社員の努力を公平・公正に評価しております。
2つ目は表彰制度です。4半期に一度、優秀社員を表彰する「Quarter Contribution Award制度」と、1年間で特に優秀な功績のあった社員を表彰する「Miracle MVP制度」があります。この表彰制度を導入することで、社員の継続的な会社への功労をねぎらうとともに、社員全員のモチベーションアップを目指しています。
3つ目は、社員同士のコミュニケーションの機会を大切にするためのサークル活動支援制度です。弊社のサークルは、フットサルや麻雀サークルなどがあります。最近はコロナ禍でなかなか集まることが難しいですが、密を避けて感染対策万全のテニスサークルが始動しています。活動費の一部は会社から支給されます。自ら新しいサークルを立ち上げることも可能で、メンバーは固定せず、いつでも誰でも参加できます。活動の様子は会社のSNS にも載せています。
その他に、有給休暇制度は入社3か月後に付与しており、半日単位での取得が可能です。残業手当については1日7時間超で1分単位にて支給しています。
また、女性社員より男性社員の育休取得率が高いです。育休の推進は社内SNSなどで行っており、男性社員がより家事・育児に積極参加できるような活用意識の浸透によって、自主的に育休取得の申し出があります。また、社員の成長をサポートできるよう、資格取得支援制度などもあります。
成長を促進させる資格取得支援制度も充実
――上記取り組みを制度化し導入から実施、成果があがるまでに苦労したエピソードがあれば教えてください
弊社はエンジニア職が多いため、ほとんどの社員がお客様先に常駐しております。そのため、頑張りや成果がなかなか見えにくい部分があり、正当に評価をすることが難しい点はあります。しかし、これらは、コミュニケーションを大切にしているため改善されております。
――どのようなコミュニケーションを実施していらっしゃいますか?
都度柔軟に1on1は実施しておりますが、年2回の個人面談やランチーミーティング、毎月チーム会や帰社日を設けております。また、リーダーフォーラムやプロフェッショナルミーティング等も実施しております。
――ホワイト企業認定取得を目指したきっかけや目的を教えてください
IT業界のイメージを払拭したいという気持ちと、エンジニアを目指したい若者たちに少しでもIT企業の良さが伝わればと思い、認定取得を目指しました。
――ホワイト企業認定取得後に、社内外から得られた効果はありましたか?
新卒採用、中途採用ともに、求人への応募者が増えました。社内では、有給取得率や健康診断の受診率が上がり、社員の意識も向上していることを実感しております。
――コロナ禍で新設した制度や取り組みがあれば、また、今後課題としていらっしゃる点について教えてください
勤怠管理や給与計算システムのクラウド化、テレワーク環境の整備、時差出勤やオンラインでのミーテングを積極的に活用しております。また、弊社の一大イベントである忘年会は、例年、ホテル会場にお笑い芸人を呼んで盛大に実施しておりました。しかし、コロナ禍で今までのような開催は難しくなり、2020年はオンライン忘年会を開催しました。オンラインでも楽しめる企画がたくさんあり、リアルと変わらないクオリティで楽しむことができました。
2021年はできれば以前のように広い大きな会場で社員みんなと顔を合わせて開催したいですが、収束が見えない中ですので、いかに社員みんなで昨年以上に楽しめるか、更なる企画や工夫が必要だと思っています。
――今後注力してく取り組みがあれば教えてください
今後も、社員の成長機会やコミュニケーションは大切にしていきたいと思っております。そのほかにも、時代に合った働き方の推進や、新しいことの情報収集などは積極的に行い実施していきたいと思っております。また、社内アンケート調査で、ダイバーシティの課題を社員からの意見で知ることができたので、取り組んでいこうと思っています。
――最後にホワイト化を目指す企業様へ一言お願いします
誰しもが自分らしく働けて、仕事も遊びも楽しみながら取り組むのが大切だと考えています。