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アラマークユニフォームサービスジャパンが創設以来30年以上、成長を続けるワケ 「現場の声を徹底的に聞いた「働き方改革」

 

2019年5月、ユニフォームレンタル専門企業として、ユニフォームに関するサービスを総合的に提供している、アラマークユニフォームサービスジャパン株式会社が「ホワイト企業認定」を取得した(ホワイト財団/一般財団法人日本次世代企業普及機構 主催)。

1988年の設立以来、売上を一度も減少させることなく、順調に成長を続けている同社。今後、さらなる成長を遂げるためには、会社を支える人材が必要であり、昨今の労働人口減少のなか、優秀な人材を確保するには「働き方改革への対応」や「従業員満足度を向上させる施策」が必要であると考えた。

「(従業員が)笑顔で働ける、お客様から求められる、誰もが働きたいと思える会社」をスローガンに掲げている、アラマークユニフォームサービスジャパン。今回は、取り組み内容の詳細について話を聞いた。

全国20か所の工場・事業所を社長が訪問!従業員との対話から社内制度の改善につなげる

――今回、ホワイト企業認定の取得に至った理由や具体的な取り組み内容を教えてください。

当社は工場・事業所など全国に20拠点展開しておりますが、社長が各拠点に年2回以上訪問し、従業員と直接対話をおこない、そこで出た意見を基に労働環境整備や人事制度改定をおこなうなどの取り組みを実施しています。

また、新卒社員採用時には、安心して入社して頂けるよう内定者のご家族にも会社説明会を実施するなどの取り組みを実施しています。

パート社員の離職率低下!「報酬金制度の導入」で営業のモチベーションもアップ

――こうした取り組みによって、どのような効果・影響がありましたか。

労働環境の整備については、工場・事業所への空調設備設置を推進した結果、環境が改善されパート社員の離職率が低下しました。今後も全社に展開していく予定です。

また、新規事業所の開設により顧客先までの移動時間を大幅に短縮し労働時間の削減に繋げました。人事制度改定では報奨金制度を導入することにより営業担当者のモチベーションが向上しました。

――これまでの取り組みのなかで、苦労した部分もあったのでしょうか。

報償金制度導入を始め人事制度の改定には多くの時間を費やしました。プロジェクトチームを立ち上げ、従業員のモチベーション向上に繋がる制度にするべく検討を重ねました。今後も社会情勢や従業員のニーズの変化を読み取り改善策を検討、実施していきたいと考えます。

社員一人ひとりの多様性をいかし、会社の持続的な成長を実現したい

――ホワイト企業に認定されたことでメリットを感じていることはありますか。

2018年に初めてホワイト企業認定を取得しましたが、公的機関が幅広い角度から審査を行い認定をしていることで、新卒採用時に学生に対し、バランスの取れた企業であることを説明しやすくなり、応募者の志望度を向上させているようです。

また、先にあげた内定者のご家族に対する会社説明会でも、当社が認定を受けていることで安心感を持ったとの声を頂いてます。

――今後の課題や取り組みをお教えください。

2019年の更新審査を受審し、当社の課題は「ダイバーシティ&インクルージョン」に関わる施策の強化であると認識しました。

早期に着手する課題と長期的なものを整理のうえ取り組みを開始し、更なる従業員満足度の向上を図り、会社の持続的な成長を実現したいと考えています。

※本記事は、認定当時(2019年5月)のインタビューをもとに作成しています
 ホワイト財団のインタビューページ

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