2位は防音室がランクイン。楽器ではないものの、自宅時間増加で防音に関する問い合わせが増えている。防音室は1人用の0.8畳のものから、複数で利用できる4.3畳などさまざまなサイズが展開されている。中には「リモート会議用として使いたい」という人もいる。中心価格帯は約80~140万円。
3位はウクレレ。入門モデルであれば1万円台からという手軽さと持ち運びやすさで、「気軽に始められる楽器」として老若男女から購入されている。中心価格帯1~3万円。
4位は電子ピアノ。「ヘッドホンで近所に気兼ねなく練習できる」とランキング内でも特に幅広い年代からの問い合わせがあった。最近では、家具調タイプなどインテリアに合わせて選ぶ人も増えている。中心価格帯は10~20万円。
5位以降、キーボード、エレキベース、PA機器/デジタル楽器、アンプ、クラシックギター、エレキギターがトップ10に入る。同社はアコースティックギターやウクレレなど比較的音が小さめのアコースティック楽器が売上を伸ばしたと指摘。
昨年春の最初の緊急事態宣言明けは、「前年比200%と業界全体が品不足となるほどの人気ぶり」で、現在も引き続き需要が高いという。