酒の席でつい本音が出てしまう問題 マツコ「酔いに任せたフリをしてもなかったことにはならない」
「お酒は感情の増幅装置」だと考える隣の有吉弘行が「それはずっと抑えていた気持ちなのか」を問うと、「多分そうだと思う」としながらも、
「これだけは皆さんに言っとくけど、酔いに任せたフリをしてもなかったことにはならない」
と断言した。「受けた側は『あのとき酔ってたから仕方ない』とはならないからね。あの後相当ギクシャクしたから」とも。言った側からすれば責任の在りかを自分ではなくお酒にしたいところだが、吐いてしまった言葉はすでに相手の頭に残っている。翌日になって後悔しても、もう遅い。
上司と飲みに行く時などは「今日は無礼講で!」と甘い言葉を聞きがちだが、これについても二人は「無礼講なんてない」(有吉)、「査定に含まれますよ」(マツコ)とバッサリ。有吉においてはむしろ、
「無礼講って言われたからこそヨイショするんだよ」
とも。そうか、「つい本音が出てしまう」と誰もがうっすら感じている席でのヨイショ。これをやられると相手は相当気分良くなり、ヨイショしてくれた人のことをなんてカワイイヤツだと思わずにいられないだろう。逆手に取る有吉、さすがだ。
お酒には人との距離を近づける作用もあるけど……
ちなみに、11月7日の「ごごナマ」(NHK)でも、「お酒との上手なつきあい方」が話題になっており、ここでも「飲むとつい本音が出てしまう問題」が出ていた。美保純の場合、先輩と飲んでいても「態度で尊敬していないことがバレちゃう」のだとか。
また、飲むと自慢話や武勇伝を語ってくる人も「ウザい」と問題視されていた。やはりお酒は怖い。自分だけが楽しく舞い上がってしまったら、周りの空気が読めない人になってしまう。
とはいえ、良い意味でも心を解放させてくれるのがお酒。上手に使えばその効果は素晴らしく、人との心の距離をグッと縮めたりもする。特に恋愛の場面では威力を発揮するだろう。「あの時お酒が入っていなかったら恋人に発展していなかった」と言う人も多い。リスクもあるがメリットは大きい、そのへんが大人のアイテムだとされるところだ。
これから年末年始にかけ、飲み会が増えてくる。ほんの少しの緊張感を忘れずに、楽しいお酒にしたいものだ。
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