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「正月に一番働くべきなのは嫁」ノンストップ「ダメ嫁判定」が物議 「時代錯誤」「ありえない」

正月の嫁の振る舞い、何が正解?

正月の嫁の振る舞い、何が正解?

中央公論新社学芸局長の三木哲男さんも「(義母からすれば)お義父さんが調子乗ってると思う。若い嫁も来て。それも腹立つし、嫁にも腹立つ。これは断るべきですね」と井戸田さんと同意見のようだ。

では実際、どのように振る舞えばいいのだろうか。狂言師和泉元彌さんの母・和泉節子さんは「体調が悪いと嘘をつけ」とアドバイスしている。

「やはり(お正月に)一番働かなければいけないのがお嫁さんです。お嫁さんが何もしないでお酒を、というのはよくない。みなさんに聞こえるように『折角でございますけどちょっと体調が悪うございますので、ご遠慮させてください』といって、その場にベタッと座らない。すぐ立って、お義母様に『次、何いたしましょう?』」

義父母両方に不快な思いをさせないために仮病を使うことで、「あっあの子気が利いてんだわ。気働きなのね」と思ってもらえるという。また「お酒を何杯も貰うことは言語道断」だが、最初の一杯は「みなさんでご一緒に」といただくべきだという。

「気を利かせて手伝ってくれてるのを当たり前だと思うな」

他にも「姑から『洗濯物、洗ってあげる』というのを頑なに断るのはダメ嫁?」に対して、和泉さんが「姑から『洗濯物、洗ってあげる』と言われた場合は、嫁が義父母、夫と子どもの分だけ洗い、自分の分は洗わない」と指南していた。

不服そうな千秋さんだが、MCのバナナマン・設楽統さんは「(義母の)家来だって思えばいい」、井戸田さんは「最初に子分だって言ったでしょ」と和泉さんに同意している。

これに対してツイッターでは

「『嫁とは働くものだ』なんて時代錯誤。気を利かせて手伝ってくれてるのを当たり前だと思うな」
「『ダメ嫁』判定とか、『嫁が一番働くべき』とかありえないでしょ まるでそれが常識で、それが正しいみたいに言って、しかもテレビでそれを流すの、頭おかしいのでは?」

など、男女平等が叫ばれる世の中には適しない内容、という声が多く寄せられた。このコーナーは嫁姑の関係を円滑にするため、嫁側へ一種の啓蒙として作られたとも考えられるが、中には、

「『ダメ嫁』だとか、『良い嫁』だとか言ってる段階で、既に嫁姑戦争の火種が破裂してる」

という人もいた。またコメンテーターが和泉さんということもあり、姑贔屓なコーナーになっていたことも否めない。度々話題になる嫁姑問題だが、姑はこのようなことを実の娘に言えるのだろうか。

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