マイホームブルーに陥る人たち「契約した途端怖くなりご飯も食べられない」「生きてきた時間より長い間ローンを払うって不安」
お金の問題で買いたくても買えない人からしてみれば、トピ主の不安は贅沢な悩み、勝ち組のボヤキのように聞こえるかもしれない。しかし本人にとっては相当深刻な問題のようだ。
「私も不安でいっぱい」「ブルーになりすぎて20代なのに白髪だらけになりました」「契約までしたのですがとたんに怖くなりご飯も食べられなくなるほど考えてばかり」など、トピ主と同じようにマイホームブルーに陥っている人の声も多い。中には
「私は悩みすぎてうつ病になって離婚になった」
という声もある。幸せな生活のために一発奮起して購入を決めたのに、うつ病になって離婚してしまうとは本末転倒。マイホームブルーに陥る主な理由はとにかく「不安」、これに尽きるようだ。ある人は「賃貸だって家賃かかるし、トータルしたら凄い金額になる事は分かってるけど、ローン返済って先が長いから不安になる」と、マイホームならではの不安を綴る。
「何十年もあれば、病気になるかもしれないし、会社が倒産するかもしれないし、近隣に変な人が引っ越してくるかもしれないし、震災があるかもしれない。今まで生きてきた人生より長い期間、ローンを返済し続けるって、想像できないし不安になるよね」
不安や憂欝が加速するのは実際に購入した人の「後悔の声」をネットなどで目にしやすいというのもあるかもしれない。実際、今回のコメントでも「新興住宅に家を建てたら引っ越さない限り一生席替えもクラス替えもない学校みたいなかんじでものすごく息苦しい」などという声が多く上がっていた。
賃貸でも持ち家でも「未来が不安」という意味では同じ
とはいえ、賃貸にも不安は付きものだ。「借家のままでも歳とったら借家ブルーになるよ」というコメントもあったが確かにその通り。よほどの金持ちでもないかぎり、賃貸生活は将来にシワ寄せがいきそうで怖い。要は、持ち家にしろ賃貸にしろ「未来が不安」という意味では同じなのだろう。
個人的には「人生、家に支配されたくないよー!」というコメントに共感で、家賃は「思い立ったらいつでも自由に動ける(引っ越せる)権利代」だと考えている。「買うなら定年前にキャッシュと決めてます」というコメントにも同感だが、実際夫の定年時にキャッシュでマイホーム購入できるほどの余力(貯金)があるかは、全くもって謎である。