「誕生日サプライズは嫌い。日本人には合わない」 立川志らくが噛み付く「米国を真似るから変になる」
7月15日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、「レストランなどで行われる誕生日サプライズの演出に疑問。別れ話や接待などで利用している人もいるので考えもの」といった主旨の投稿を紹介。
出演者が誕生日サプライズに対して様々な見解を示す中、立川志らくさんが噛み付いた。(文:石川祐介)
「欧米人がやって盛り上がるのはいいけど、日本人は厳かな民族で……」
サプライズに関して、社会学者の古市憲寿さんは「別にお祝いしてあげればいいじゃないですか?こういうことが嫌だったら個室取ればいい」と主張。
いとうあさこさんは「私も苦手で……、人がやってるのは全然」と祝う側なら構わないが祝われる側だと困惑してしまうらしく、
「自分はご勘弁。静かに暮らしたい」
とお祝いされるにしてもひっそりと祝われたいようだ。
しかし志らくさんは「私は嫌いです。レストランでそんなのやったならば二度とその店行かない」とキッパリ。
「人の幸せを妬むとかじゃなくて、あれは日本人には合わないんですよ。欧米人がやって盛り上がるのはいいけど、日本人は厳かな民族で…段々アメリカを真似て妙に明るくやろうとするから変なんですよ」
日本人は感情表現が苦手な民族ゆえ、サプライズする側もされる側も違和感が生じると話した。
一方でサプライズを当然のことのように楽しむ現代の高校生たち
現代の若者はサプライズに対して全く抵抗がないらしく、”ワイドナ現役高校生”として出演していた女優の白本彩奈さん(16)は「サプライズが当たり前なんです」と口にする。そして、現在のサプライズの主流として、
「学校では朝来たら『おめでとう』。(誕生日の人の机に)お菓子が山盛りに置いてあって……」
と紹介。立川さんは「私ならこの学校辞めます」と毒づき、松本人志さんも「それは気が重い」と苦い顔を見せる。
白本さんは続けて「風船は当たり前のように使います」と自宅で開催するサプライズパーティーについても話し始め、
「友だちが帰ってくる時に玄関に巨大なダンボールを置いて、私がそこから出てきて部屋に案内して…」
と家では大々的なサプライズが行われるのだという。
さらに、「顔面パイもみんな楽しんで。お家に帰ってくるのを待ち伏せして顔面パイとか」と顔にパイをぶつけて祝福することが流行っているらしい。投げられた側は「やったー」と心から喜んでいるとのこと。その様子はSNS上にアップし、知人友人間で楽しんでいると話した。数十年後にはサプライズするのがむしろ当然な世の中になっているかも知れない。