爽快!野村宏伸のリアル「びんびん物語」 不妊クリニックでアソコの触診検査を受ける
野村宏伸といえば記憶に新しいのが、2013年のテレビドラマ「とんび」(TBS系)の坊さん役。ハゲ頭に優しい人柄、柔らかな風貌で見るものを安心させる雰囲気を持っていた。
しかし、先日出演していたバラエティ番組で野村は、すごいことになっていた。とんびの頃よりひとまわりは太り、そのせいで顔がむくみ、目や鼻など顔のパーツが埋もれがちになっていた。
その雰囲気からはどうしようもない「だらしない感じ」が漂っており、徹夜仕事明けの体臭漂う中年男ってかんじで逆にちょっとセクシーでもあった。(文:みゆくらけん)
「ちょっと柔らかくなってきてるって!」と切なそうに報告
2月23日の「マネースクープ」(フジテレビ系)。番組は不妊治療をテーマとするもので、野村は千堂あきほ、大沢樹生とともに不妊治療のクリニックを訪れる。そして野村がなぜかひとり、触診での検査を受けることになる。
その内容は、医師に睾丸を握られ、柔らかさをチェックされるというおよそ愉快とはほど遠いものである。それなのに野村は嫌がらず、照れて耳が赤くなりながらも睾丸を触られていた。
多くの現代夫婦が悩みを抱える「不妊」という重めなテーマなため、恥ずかしいからと笑いに走って逃げたり開き直ったりすることは空気的に許されないのだろう。基本は真面目にやらなければならない。そこが余計にツラそうなのだ。
だけど野村宏伸は逃げない、負けない。医師いわく、睾丸というのは加齢により柔らかくなるものだが、あまり柔らかいと子作りに影響が出るため良くないということだった。野村は検査後、
「ちょっと柔らかくなってきてるって!」
と切ない現状を千堂と大沢に報告していた。
過酷なロケに臨む姿に「もうなんか、かっこいい」
番組は野村にさらなる要求をする。睾丸チェック終了後は、1畳ほどの個室に閉じ込められる。そこでアダルトビデオやエロ本で自慰をして、出した精液を検査されるというものである。
いくら風貌が変わったとはいえ、とんびの坊さんがそんなことをやらされていいものなのか理解に苦しむ。千堂と大沢が個室のドア前で待つ中、精子採取に勤しむ野村の姿を想像したら、もうなんか、かっこいいとすら思えてきた。
だって想像してごらんよ。そのロケの現場には千堂たちだけではなく、スタッフもたくさんいるわけで、若い女性ADだっているかもしれない。そんな中、全員が自分の射精待ちをしているわけである。
大沢など、自分は何もやらないくせに、リアルタイムで超頑張っている個室の中の野村の体勢を想像し、
「コップに採取するのだからスタンディングなわけですよね」
とか言い、おそらくそういう体勢をとっているのであろう野村のスタンディング自慰姿をカメラの前で体現していた。
同年代の平均よりはるかに強かった野村
この荒行を見事やり遂げた野村のハートの強さに、彼が今後芸能界で消えることは絶対にないと確信した。激しく感じるこの清々しさは何だ。なかなか勃起しなかったと言っていたが、よくやった。
野村の出世作といえば1988年の「教師びんびん物語」だが、野村万歳、これこそ本当の野村びんびん物語である。
ちなみに野村宏伸の精子は、同年代の平均よりはるかに強かったということも付け加えておこう。さすがである。
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