【過労】人気YouTuberに”休みを取る”動き広がる Fischer’sの宣言にファン「やっと休んでくれる…!」と安堵
人気YouTuberのFischer’sが12月24日投稿の動画で、「少しだけ動画をお休みします」と宣言した。Fischer’sは連日動画をアップする”ほぼ毎日投稿”スタイルで活動していたが、メンバーのシルクロードさんは動画で、
「休憩をしようと思います。動画をちょっとの間、休むことにしました。来年の準備のためとか、あとは自分たちをちょっと超えるために1回休もうと思って決めました」
と語った。テロップで「※マジでほんのちょっとだけ休みます!」という通り、活動休止ではなく今後の動画作成のための準備・充電期間という位置づけのようだ。
「待ってていただけると幸いです。その時にはとてつもない動画を出す予定ですので、ぜひともその時を楽しみに、ちょっとでも待っててください」(シルクロードさん)
「今年は身体を壊したりしたので、そろそろやってみようと思いました」
チャンネル登録者に動画を見る習慣をつけてもらうために毎日投稿をするYouTuberも少なくはない。Fischer’s公式チャンネルの12月の投稿分を見ると、24日までに23本の動画を公開している。
今回の動画説明欄でFischer’sは「正直、休むことは怖いです。3日以上今まで投稿しないなんてなかったからです。単純に慣れていないから…」と心境を明かしている。12月中旬から休止を考えていたといい、
「今年は身体を壊したりしたので、そろそろやってみようと思いました。年末であり、2000本の動画を公開したこのタイミングしかなかったような気もしてます。今考えてるのは残りの2019年の日数、つまり7日間(1週間)くらい休もうと思っています」
と綴っている。12月31日には「戻ってきます」といい、「その日がきたら、たくさん楽しんでもらいたいです!活動休止かっていうと正直、それほど長くはないですが少し皆様には待っていただけると助かります!」と呼びかけた。
コメント欄には「やっと休んでくれる…!良かった」「倒れてしまった、という動画をあげた時から『お願いだから、長くてもいいから休んで』ってめっちゃ思ってました」といった声が相次いだ。
ヒカキン、はじめしゃちょー、ラファエルら人気YouTuberは脱”毎日投稿”路線
今年9月にはFischer’sのメンバー、ンダホさんが緊急搬送されていた。原因は突発性難聴と疲労が重なったためだという。YouTuberの過労は度々問題になっており、今年10月にセイキンさんも疲労とストレスで緊急搬送されていた。
過密スケジュールの仕事ぶりのヒカキンさんも2017年にテレビ番組で早死宣言を受けた。8月には動画で”YouTuber無理しすぎる説”を提唱し、はじめしゃちょーとシルクロードさんに「休もう」と提案していた。
その後、ヒカキンさんは動画投稿の本数は減っていたが、はじめしゃちょー、Fischer’sはその限りではなかった。しかし今月23日、はじめしゃちょーは「毎日投稿を辞める」と宣言。翌24日にFischer’sも休む宣言をした。ヒカキンさんの「休もう」は2年越しに実現したようだ。
2019年は毎日投稿をやめるYouTuberが相次いだ。今年10月にはラファエルさん、12月には大食い系YouTuberの木下ゆうかさんが毎日投稿をやめると宣言し、投稿ペースを落としている。
今回Fischer’sは”毎日投稿”については言及していないが、ツイッターでは「逆にほぼ毎日投稿をしているほうがこっちとしては休めているのか心配」といった声も寄せられていた。