ヤマハは1月6日、「ストレス」に関する調査結果を発表した。調査は昨年3月にネット上で行い、一人暮らしをする働く20~30代の女性200人から回答を得た。
ストレスや悩みを感じた時、「すべて誰かに話したり、吐き出せている」という人は9.0%。「吐き出したいと思わない」(5.5%)と「ストレスや悩みを抱えない」(1.5%)を除く84%の人は、すべての物事を悩みを吐き出したり相談したりできてはいないと回答した。
悩みの内容を聞くと、「仕事内容」(60.5%)が最多となり、次いで「職場での人間関係」(53.0%)、「お金」(51.0%)、「キャリアやスキル」(37.5%)、「恋愛」(36%)と続いた。
3割はSNS投稿など「あまり知らない人」に相談する
相談したい相手は、「自分のことをよく知っている人(家族や友人、同僚等)」と回答した人が73%。一方、「あまり知らない人(SNSの投稿、相談サイト、占い等)」は27%となった。
相談相手に期待することの1位は、「共感してくれる」(59%)。2位以降、「常に自分の味方になってくれる」(36%)、「ただ黙って聞いてくれる」(33%)、「一緒に愚痴で盛り上がってくれる」(27.5%)、「励ましてくれる」(26.5%)と続いた。
現状の疲れの状況を聞くと、「身体の疲れ」は平均41.9ポイント(上限100ポイント)となった。一方で、「気持ちや心の疲れ」は60.5ポイントとなった。
解消法は、「睡眠」(74%)が最多となり、「音楽を聴く」(67%)、「お酒を飲む/好きなものを食べる」(58%)と続いた。音楽を聴くタイミングは、「リラックスしたい時」(57%)が最も多く、次いで「気分を盛り上げたい時」(52.5%)、「退屈・暇な時」(36%)、「寂しい時」「辛いことがあった時」(32%)と並んだ。
2位以降、「お酒を飲む/好きなものを食べる」(58%)、「ネットショッピングをする」(45%)、「家族や友人に話す」(42%)と続いた。