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「妊婦なので”外出自粛中”と言っても会うことにこだわる友人」 コロナで人間関係にヒビが入った瞬間

東京都の20代男性(サービス系/パート)は、コロナの影響で職場の人間関係が悪化した。

「人手を減らされ1人あたりの仕事量が増えてから、上司とギクシャクするようになった。ミスすると責任者が出るレベルの業務を任せるのに、給料は増えず、上司からも厳しく言われることが増えた。転職を決めた」

仕事に見合う給料がもらえなければ、職場や上司に対して不満を持つのも自然なことだ。しかし企業側もコロナ禍を乗り越えるために必死なのだろう。

コロナ禍で友人との付き合いを見直した人もいる。

「私が妊婦で『外出自粛している』と言っても会うことにこだわり、オンラインだと不満な友人。感覚が違うことがわかったので、今後の付き合いは見直す」(東京都/30代後半女性/事務・管理/派遣社員)

コロナ禍での外出自粛に関しては、さまざまな価値観があるため難しい。気心の知れた友人でも、外出自粛に対する考え方の違いから疎遠になっていくこともある。悲しいことだが、仕方がないのかもしれない。

コロナ禍での結婚式「義実家が『参加して感染したら困る』と拒否」

京都府の30代前半女性(事務・管理/契約社員)は、コロナの影響で家族関係に亀裂が入ってしまった。両親と兄家族の同居する実家に帰省しようとしたところ、母親づてに「兄が『帰ってきてほしくない』と言っている」と聞いたのだ。

「兄家族とは仲がいいと思っていたのでショックを隠しきれず。母もなぜ兄の言葉を伝えてきたのか分からず、疑心暗鬼になりました」

女性の兄は、都会暮らしの妹の帰省に感染リスクを感じたのだろう。これもコロナに対する考え方の違いに過ぎないが、女性は「結局帰らなかったのですが、もう他人なんだなと感じました」と悲観している。

神奈川県の40代女性(IT・通信系/派遣社員)は、少人数での結婚式を予定していた。しかし義実家が参加を拒否。参加人数の関係から結婚式は中止になってしまった。

「コロナ不況が理由で参加できないなら理解できます。でも自営業の義実家は現在ウハウハで儲かっている。拒否の理由は『式に参加してコロナに感染したら困るから』と。その後のお祝いもないので『これを機に疎遠にしよう』と旦那と話し合って決めました」

新郎新婦にとって、コロナ禍でも結婚式は一生に一度。感染リスクを懸念した義両親の判断ももっともではあるが、女性は納得できなかった。「お盆も正月も会わなくてすむので、スッキリしています」と縁切りを宣言している。コロナによって、今後も人間関係は変化していくのかもしれない。

※キャリコネニュースでは引き続き新型コロナで人間関係にヒビが入った人「テレワークで快適なこと・つらいこと」などのアンケートを実施しています。

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