もっと迅速に宣言すべきだった、という指摘もある。
神奈川県の40代男性(医療系/年収1100万円)は日常について「気分転換ができず、鬱憤がたまる」といい、3度目の緊急事態宣言が発令された現状は「もう少し早い段階で、より強制的なロックダウンを行うべきであったと思う」とコメントする。
北海道の50代女性(福祉・介護系/年収250万円)は、
「もっと迅速な判断で緊急事態宣言を発令していれば、今のような感染拡大はもう少し防げたのではないかと思っています。ゴールデンウイークに人が動くことは、分かりきっていたことなのに」
と不満を綴った。
「医療従事者に面と向かって”自粛に疲れた”と言えますか?」
長引く「宣言」のなか、コロナなんて忘れてパーッと遊びたいという気持ちが生まれることはある。
しかし、新潟県の40代女性(年収550万円)は「現役の看護師です」と自己紹介した上で、”自粛疲れ”を口にする風潮に苦言を呈す。
「全国の医療従事者の多くは新型コロナが蔓延してから、いつも常に自粛しています。もう自粛どころか、仕事で疲労困憊です。『自粛に疲れた』とか言っている人は、それを面と向かって医療従事者の前で言えますか?」
神奈川県の30代男性(事務・管理職/年収700万円)も「手洗い消毒は仕事柄、習慣として染みついています」と切り出す。その上で、男性は
「よく街中を歩いていて感じるのは、感染対策の習慣が染みついていない人もそれなりいることです」
とコメント。マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保などができていない人に対して、男性は「もう少し意識して欲しいです」と内心を明かした。
さらに、3度目の緊急事態宣言の発令に至ったことについては、
「台湾のように、しっかりとした感染対策を実施していた国でも、ちょっとしたことで感染は拡大します。なのでワクチン接種がある程度完了するまでは、緊急事態宣言は出したり解除したりの繰り返しなんだろうなって思います」
という見解を述べた。
イギリスやアメリカなどでは、20代でも「ワクチン接種が終わった」と嬉しそうにツイートしている。日本も早くそんな状況になればいいのだが・・・・・・。