それは高校時代からの友人で、卒業後すぐに女性が病気になり人付き合いの機会が減ってしまった際も、その友人とだけはずっと仲が良かったという。
「(他の)友人がほとんど離れても、その子だけは私の病気に根気よく付き合ってくれ、外に出られるようになったのもその子のおかげでした。その後アルバイトに誘ってくれ、社会復帰も果たせました」
「2人でしょっちゅう出かけたりお互いの家に泊まりに行ったり、長電話したりドライブしたりご飯食べたり……。その子は青春そのものでした。友人関係が広がったのもその子の縁です」
女性にとって、友人は大変だった時期を支えてくれた特別な存在だった。しかし、「その子が結婚して、少しずつ関係がおかしくなりました」と振り返る。
友人は結婚後、夫や義実家との間にいろいろなことが起こり、うつになってしまった。友人は病院に通いたいと思っていたが、なぜか夫が阻止していたという。
「友人が遠回しに(助けを)頼んできたので、私が旦那さんにメールで説得したのですが、なぜか勘違いされ旦那さんと険悪に。友人夫婦の家によく泊まりに行ったり、3人で遊びに行くほど仲が良かったのですが、それからは一切会わなくなりました」
その後、友人は出産。しかし女性が友人の赤ちゃんと対面することはなかった。友人は保身のためか、夫や義実家に女性のことを悪く言っていたらしく、こんな言葉を放ったという。
「結婚もしてないような女に赤ちゃんを会わせたら何されるか分からない。絶対に会わせない」
「親友とも呼べる存在でしたが、もうスーッと、どうでもよくなり……」
女性はその言葉を、友人から聞かされた。
「それを否定もせず受け入れた友人に、『一体なんて言ったらそんな話になるのか』と何度も聞きましたが、返事を濁し、ついには連絡も途絶え気味に」
「その子には救われてきましたが、結婚してから性格が保身に走るようになり……。それだけ守るものもできたのでしょうが、元はと言えば旦那さんと険悪になったのも原因は友人で、それを訂正もせず、さらに実家にまで私を否定するような事を伝えたのかと……(結局何を伝えたのかは分からないままでしたが)」
それでも友人は、「煮え切らないままで普通に友人を続けようとする態度」だったという。
「納得いかず、何度も話し合いを持ちたかったのですが、無視され呆れ……。私もあんなに仲の良かった親友とも呼べる存在でしたが、もうスーッとどうでもよくなり、こちらからさよならを言いLINEもブロックしました。電話番号とメアドは変えないままでいましたが連絡もなく、このたび携帯会社を変えたので、メアドも電話番号も変更になり絶縁となりました」
女性は「彼女と離れ、『1人が1番好きだ』と気づいたので、今は大した友人付き合いもなくても、仕事先のオーナーさんや店長さん、同僚さんもいますし、寂しくなく平穏に暮らしてます」と綴っている。
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