壮絶!体調不良は「気合いと自己管理が足りない」と責められるブラック部活を経験した女性
根性論だけで何事も乗り越えられるのだろうか。埼玉県に住む20代後半の女性(事務・管理/年収400万円)は、高校時代に過酷な「ブラック部活」を経験した。
「私は3年間頑張って続けましたが、途中退部者は結構多かったですね」
と回想する。(文:谷城ヤエ)
「大学受験に向けた勉強やその他の友人等の交流も大事」
女性が高校時代に入っていた吹奏楽部は「全国大会常連の強豪校」だった。
「もう部活第一主義。校内の大学受験対策の放課後補習に出たいと言った後輩に対して先輩達がよってたかって大激怒」
「更に、本番近い時に少し体調が悪くて部活を休もうとした時にこんな時に休むなんて気合いと自己管理が足りない。もう出なくていいと言われている人がいました」
体調不良でもお構いなしという強引なやり方。「途中退部者は結構多かった」という事実からも相当過酷なものだったことがうかがえる。
「その当時は洗脳(?)されていたのでそういう和を乱す部員に対してイライラしていましたが、今考えたらおかしいと思います」
女性もそれが当たり前になっていたせいで異常だと思わず、ひたすら部活に打ち込んでいたようだ。しかし当時を振り返って
「高校時代は部活だけが全てではなく大学受験に向けた勉強やその他の友人等の交流も大事だし体調が悪かったら無理せず休ませるべきだと思います」
と今だから言える意見を綴った。
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