海外一人旅で「死んでたかもしれない」と思った話 離島滞在中に急激な体調不良に陥って…… | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

海外一人旅で「死んでたかもしれない」と思った話 離島滞在中に急激な体調不良に陥って……

画像はイメージ

画像はイメージ

海外への一人旅は安全に気をつけて臨みたいところ。ただ、多少の危険は起きるかもしれないと準備していたとしても、まさか命に危険が及ぶことになるかもしれないとは思わないだろう。

40代前半の女性は、ミラノへの出張の合間に訪れた南の離島で起きた「死ぬかと思った体験」について綴っている。

「夏なのにガタガタ震えるほど寒い」

女性は、出張の合間にできた4日間の休みを利用して、「ずっと行きたかった南の離島」へ一人で行ったという。その島と滞在したホテルについて、

「結構な田舎で、スーパーなどの営業時間は限られ、ホテルも夕方以降、フロントのスタッフは帰宅してしまい、何かあると電話で連絡するシステムでした」

と振り返る。たった一人で初めて訪れた島でこの状況は、かなり不安を感じそうだ。

離島に滞在して3日目、女性は朝から夕方までのシュノーケリングツアーに参加した。ところがホテルに帰るなり、体に異変が起きたという。

「急にだるさと、急激な寒さを覚えました。おそらく熱もあり、夏なのにガタガタ震えるほど寒く、はじめての体験でした」

部屋には、水どころか何もなかった。女性が気づいた時には午後6時で、既にフロントも閉まっていた。

「ホテルの電話にかけても誰も出ない状況で、オフシーズンだったことから、ホテル中、どの部屋からも人の気配がありませんでした」

体調は悪化する一方にも関わらず、助けを求めることができない状況に、女性の不安はほどなく恐怖へと変わっていったのは想像に難くない。女性はその時の様子について、臨場感あふれる文章を綴っている。

「廊下を誰か通るのをなんとか意識を失わないように1時間ほど待ち、音がしたところでドアを開けて、英語が片言のイタリア人女性(アフリカ難民のボランティアで島に滞在している方)になんとか体調が悪いと伝えたところ、同じホテルに医者が宿泊していると教えてもらい、彼が帰ったら呼びに来てもらえることになりました」

しばらくしてイタリア人女性は、男性医師が戻ったことを知らせに来た。女性は自ら医師に病状を説明したところ、熱中症であるとわかり、医師の指示通り水分をとり静養して事なきを得た。また、イタリア人女性は水の他に、米と塩をくれたという。女性は静養して夜中に起きられるようになり、お粥を作って食べたそうだ。

「言葉の通じない海外の田舎に一人ぼっちで、あの女性がいなければ、死んでたかもしれないと思います」

とんだ災難に見舞われたが、ホテルにはボランティア精神溢れる現地女性に加え、医師も滞在していたというのだから、女性は実は強運の持ち主かもしれない。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 【実録マンガ】「右脚、すごく短くないですか?」店員に何度も言われて困惑、怒った女性が反撃するも……
  2. 【実録マンガ】喫煙者が隣に引越してきて「布団一式、全部タバコ臭に」 我慢の限界を迎えた女性が動いてみた結果
  3. 【実録マンガ】友人の結婚式、仕事で30分遅れたら「食べるものがなく空腹を抱えて帰ってきました」 それで絶縁した女性
  4. 【実録マンガ】不倫サーフィン旅行先で夫が急死 「涙一滴も出ないお葬式」をした妻が思うこと
  5. 「夫が勝手にレクサスを60回払いで購入してた。意味わからない!」 妻の相談にアドバイス殺到
  6. 令和版『ゴールドX』騒動か? 最新スマスロで「逆押し攻略法」発覚、即撤去へ 「メダルレスで見つかりにくかった」指摘も
  7. 「年収400万円あれば缶コーヒー買うぐらい躊躇しないだろ」に怒り相次ぐ 「まるで年収400万くらいあって当然であるかのような」
  8. 「盗んだものあるよね?出して」入店した瞬間に万引き犯扱い ゲートの誤作動だったが「謝罪はありませんでした」
  9. 「2、3人の女性が吹っ飛んでいました」渋谷駅で“ぶつかりおじさん”を撃退!「動画に撮りました。暴行罪であなたを警察に連絡しますね」と言ってみたら……
  10. 不倫サーフィン旅行先で夫が急死 妻「涙1滴も出ないお葬式を子どものためにあげました」

アーカイブ