高級寿司を奢らせ高額なご祝儀をもらい……なのに私の結婚式をドタキャンした友人と絶縁に至るまで【前編】
長い付き合いの友人の裏の顔を知ってしまったら元には戻れないだろう。40代後半の女性(東京都/企画・マーケティング・経営・管理職/年収350万円)は、友人との絶縁エピソードを赤裸々に綴った。
「幼稚園の頃に同じクラスで仲良くしていた子と女子高で再会。クラスは違ったけれど、毎日放課後を一緒に過ごし、親友となりました」
微笑ましい2人の関係を壊した出来事とは一体……。(文:長田コウ)
友人の新婚旅行の土産は「小さな写真立て一つ」
「大学進学のため」上京した女性。一方、友人は「地元で保育士」になったという。
「帰省の度に会って食事に行ったり遊びに行っていました。彼女の初めての彼氏も私が彼氏経由で紹介した人。私の実家の母のところにも私がいないときに度々出入りしていたようです」
と、住む場所が離れても良好な関係が続き、家族ぐるみで親しかったことが窺える。
やがて友人が結婚することになり、女性は母親とともに結婚式に呼ばれ「各々でお祝いを包んだ」という。
「母は、のちに聞いた話ですと10万円ほど包み、彼女が指定して予約した高級寿司を奢り、母は生魚が食べられないので、他のものを少しつまんでいたと思います。さまざまなプレゼントと贈ったようです」
その後、友人が「新婚旅行から帰ってきて、お土産として我が家に持ってきたのは小さな写真立て一つ」だった。プレゼントは気持ちが大事だが、女性と母が友人に贈ったものの価値を考えると、あまりにも不釣り合いではないか。
また女性の知らないところでは、こんなこともあったようだ。
「彼女は夜に飲みに遊び歩いては旦那さんが激怒し、母が仲裁していたらしく、そのため旦那さんが母のことをよく思わず、自営の職場に怒鳴り込まれて居座られたことも度々あり、かなり困ったようです」
女性の母親は困惑し、友人の両親と会ったという。すると彼らは「自分の娘を信用していない」と打ち明けたそうだ。
「親子、家族の繋がりが深い我が家ではその言葉が衝撃でした」
と振り返る女性。しかし、この言葉の真の意味をのちに知ることとなる。
友人の都合に合わせて日程を変更したのにドタキャン
事の発端は、女性の結婚が決まったことだった。友人に「式は海外でするので国内で行うパーティーの日程」を話すと「その日はちょっと無理」と言われたため、「彼女に合わせて日程を変更」したという。ところが……。
「スピーチも頼みましたが、直前になり、なんと『保育園の実習旅行があって残念だけど行けない』と、ショートメッセージひとつで断ってきました。『日程を変更したのだけれど』と伝えても、メッセージで『ごめん!でも仕事だから』と」
友人に無礼極まりない態度を取られた女性は、さらなる衝撃的な事実を知ることになる。
女性の母親は「教育関係の会社をしていた」ため、偶然にも友人が勤める保育園と繋がりがあったのだが、
「その日はそんなイベントはなかった。彼女はプライベートで友達と旅行に行っていたことが発覚しました」
【後編へ続く】
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