「その際『退去費用は折半』という約束で、帰る1週間前に『帰るまでに払ってね』と伝えたら、その時は『わかった』と彼は言いました。ですがそれから、払われることも退去費用の話題が出ることもありませんでした」
退去にともない発生した退去費用。友人は払うことなく帰省の時が迫っていた。
「彼が帰る3日前になり、僕が『いつ払ってくれる?』と聞くと、『金ない』と返してきたので、『はぁ!?』となりました。いろいろ説教した結果、次の日には伝えた額を払ってきました。親から借りたのか、そもそもお金がないということ自体が嘘だったのかはわかりません」
なんとか費用を払ってもらえた男性だが「彼は地元に帰ってからは必要以上に僕を避けています」と明かす。
「改めて謝罪してこない態度にも、怒りを通り越して呆れています。僕は別に、彼にお金がないことに怒ったのではありません。金がないにもかかわらず、適当に『わかった』と返事し、僕が聞かなければ踏み倒したまま地元に帰っていたという非常識さに腹が立ちました」
男性は、不誠実な友人の態度に絶縁を決めた。
「もう彼のことは正直どうでもいいですが、共通の友人達に僕を悪者にした話を吹聴されたりしないかが不安です」
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