「ボールを家の壁や車に当てられ、お菓子のゴミを庭に捨てられ…」道路族に長年苦しめられている女性 | キャリコネニュース
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「ボールを家の壁や車に当てられ、お菓子のゴミを庭に捨てられ…」道路族に長年苦しめられている女性

画像はイメージ

家の前の道路が子どもたちの格好の遊び場に−−。そんな悲鳴があちこちで上がっている。住宅地の路上で大声を上げて遊ぶ子どもたち、それを注意しない親たち、いわゆる「道路族」は全国各地で問題になっている。

夢のマイホームを手に入れた喜びも束の間、道路族に長年悩まされているという50代前半の女性に、編集部が話を聞いた。

引っ越して1週間後、子どもが隣の駐車場で遊んでいて……

この女性が愛知県内に一軒家を購入したのは今から10年ほど前のこと。

「以前住んでいた家と同じ学区内にあることと、内装がかわいい一軒家だったことが決め手になりました」

と当時を振り返る。気に入った家を購入して幸せの絶頂だった女性をどん底に突き落とす出来事が、ほどなくして起きた。

「家の西側の壁に対して賃貸住宅の駐車場があるんですが、引っ越して1週間ぐらいして、子どもたちがその駐車場で遊んでいることに気づきました。ただ遊んでいるだけならいいのですが、ゴムボールを私の家の壁に向かって当てたりしているんです。窓には当たったことはないんですが、壁には何度か当てたところも目撃しました。壁にはボールの汚れなどがついてしまいました」

自分の家が汚されたら誰だって嫌だ。しかも女性の場合は家を購入したばかり。また、家の中にはボールが壁に当たった鈍い音が響いていたことだろう。相手が子どもであっても、やめてほしいと思うのは当然だ。その子たちの親は注意しなかったのだろうか。

「親は見ていません。6〜8歳ぐらいの子どもたちだけで、3、4人が遊んでいます」

親が近くにいればまだしも、小学校低学年の子どもに直接注意するのは難しい。そこで、賃貸の管理会社に連絡をして、「駐車場でのボール遊び禁止」の張り紙をしてもらうことにした女性。これで一件落着と思われたが……。

張り紙したら遊び場が駐車場 → 道路に移動しただけ

張り紙のおかげで子どもたちは駐車場で遊ぶのをやめた。ところが予期せぬ行動に出る。

「今度は道路側に出てサッカーをやり始めました。ボールを家の壁や駐車場の車にも当てられたり、食べたお菓子のゴミを庭に捨てられたりしました」

子どもたちの遊び場は賃貸住宅の駐車場から道路に移動しただけだった。女性の家の周りであることに変わりはない。その道路は交通量が少なかったことも、格好の遊び場になってしまった理由なのだろう。

近頃は子どもたちの遊び場が減っているという話を聞くが、この地域にもそうした事情があるのだろうか。しかし女性は「歩いて5分ぐらいのところに公園が2か所あります」と否定する。すると、子どもたちは賃貸住宅の近くで遊ぶように、などと親に言われているのかもしれないが、女性は、

「賃貸の人たちとは近所づきあいはありません。苦情も直接的には言わず管理会社さんに連絡をして注意してもらいましたから。賃貸の方々に直接言うのは、あとが怖そうなのでやめました」

と話しており、子どもたちが駐車場や道路で遊んでいた理由はわからないようだ。

それよりも心配していることがあるという。

「一軒家ばかりなら、いずれは子どもも大きくなり、こんな被害はなくなるかもですが、賃貸住宅は次から次へと同じことの繰り返しです。駐車場で遊んでいた子どもが大きくなり遊ばなくなっても、次に引っ越してきた小さい子どもがまた遊ぶという感じで、ずっと繰り返されますから」

確かに、隣が持ち家であれば、次から次へと若い家族が入居してくることはないだろう。

「賃貸住宅の隣に一軒家を購入してしまったことを今は後悔しています。ローンはあと22年、残っています」

やはり持ち家のデメリットは気軽に引っ越せないことだろう。それでも女性の心が休まる日が早く訪れることを願わずにいられない。また、これから家を購入する人は、近くに道路族のたまり場がないかどうかをチェックすることをお忘れなく。

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