「1度目の結婚を決めたときも特に『おめでとう』や喜びのメッセージがないまま、とりあえず結婚式には参加してくれました。式が暑い地域だったので、結婚式の感想は『○○県は暑かった』と言われ、当時から『あれ?』とは思っていましたが、目をつぶっていました」
その後の結婚生活は波乱なものとなった。
「初っ端から全くうまくいかず、元夫のモラハラDVや職場の訴訟レベルのパワハラと重なって、精神的に参っていた」
という女性に、寄り添ってくれたのはその友人だった。「数年後、離婚することになり、そのときも相談に乗ってくれたので親友だと思っていた」そうだ。
病気になったとSNSに書き込んだら、即座に「大丈夫?」とDMが
友人はその当時、ずっと独身で交際相手とも長続きしない様子だったが、女性は離婚後、すぐに現夫と出会い、トントン拍子で婚約まで話が進んだ。それを彼女に報告すると
「なぜかキレられて、まともに話を聞いてくれませんでした」
という。
女性はその後再婚したが、「彼女とは疎遠にしよう」と決めていたので、結婚報告はしなかった。女性の再婚を素直に喜べない友人なのだから、疎遠になろうとした女性の判断は賢明だろう。しかし、思わぬタイミングでまたその友人から連絡が来た。
「結婚直後に子宮系の病気が発覚し、子どもが望めない可能性があり、結婚生活も不安だと鍵アカウントのSNSに書き込むと即座に『大丈夫?』とDMが。このとき、改めて『この人は自分より不幸な人を身近に置いて“自分の方がマシ”と安心したいだけなんだな』と気づきました」
その後絶縁し、別の友人にこの話をしたところ、
「『幸せなときに一緒に喜んでくれない人は友達じゃない』と言われ、その通りだよなあ……と感じました」
と、納得のいく一言を言われたという。なお、その後女性の病気は回復し、現在は2児の母になったとのことだ。
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