電車内で女性客のスカートめくりをする男児に唖然 叱ってやろうと待ち構えていると…
女性は部活で拳法をかじっており、覆面を被った下着泥棒やトイレに潜んでいた痴漢を不意打ちでノックアウトした勇ましい経験があった。そのため、今回も「一発、頭にゲンコツを入れてやろう」と考え、右手の親指を中指に入れ、臨戦態勢で立っていたという。ところが予想に反して、男の子はなかなか女性のところへ来なかった。
「ふと見ると、(男の子は)私をスルーして、左横の女性のスカートを覗いているではありませんか。『は?私のとこは?このクソガキ』と思いながら、自分がトラブってないのに、殴るどころか、叱責することもできず……」
男の子は女性のただならぬ雰囲気を察したのかもしれない。結局、女性が「こんなときどうすれば?」と迷っている間に電車が駅に着き、男の子は降車してしまったそうだ。女性は「隣の女子を助けてあげることができなかった」「天誅を加えられなかった後悔の念が残りました」と悔しさを滲ませた。
その後、女性が電車で目撃したできごとを夫に話したところ、「危なかったね。何もなくて良かった」と返されたという。妻の無事を喜ぶ優しい旦那さまかと思いきや、
「(夫は)『警察沙汰になるとこだったね。過剰防衛で、あんたが』とマジな顔で言ってました」
と、女性はエピソードのオチを綴った。
20年前は10歳だった男の子も、いまや30代になっているはずだ。彼が改心し、真っ当な大人になっていればいいのだが。
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