また別の日、女性は友人から「緊急のお願い!」と仕事の協力を頼まれた。正直忙しかったが「緊急なら仕方ない」と協力してあげることにしたという。
「しかし、お願いの内容は『あなたの作品をNFT(非代替性トークン)としてマーケットに出品してみてほしい』というもの。リモートでビデオ通話しながら作業しましたが、NFTをよく知らないわたしにとって手順は難しく。また、万が一誰かに買われる可能性があるならアーティストとしてしっかりした作品を出品したいと思いました」
友人の依頼を誠意をもって引き受け、「どのように作品を出品しようか必死に調べながら作業して」いたが、相手から「作業が遅すぎるからもういい」といきなりリモート通話を切られた。あまりにも自分勝手すぎる行動だろう。
「先日の美術館の一件といい、相手は感情の起伏が激しくいきなり怒り出すことがよくありました」
これまでは話し合って解決することができていたが、この一件をきっかけに女性の堪忍袋の緒が切れた。
「『忙しい中なんとか時間を作って協力してあげたのに、お礼の一言もなくこの態度はないんじゃないの?』と非常に腹が立ち、相手に罵詈雑言を投げかけないためにLINEとX(当時はTwitter)をブロック。Instagramはブロックせずに残しておいてあげましたが、今日まで相手から謝罪のメッセージは一切ありません。(ブロック後にLINEに来てたのかもしれませんが見ていません)」
はらわたが煮えくり返る気持ちを抑え、そっと離れた女性。
「正直、一度でもトラブルがあった友人とは結局関係を続けるのが難しいと思い始めました」
と綴った。
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