保険契約のノルマに協力した途端、音信不通になった友人 10年後、彼女の部下が訊ねてきて…
それから10年ほど経ったある日。女性は実店舗を持つ美容系のサービス業で管理職をしており、こんな事があった。
「彼女の部下が、私の勤める会社に顧客として来店しました。店舗のスタッフが接客中に保険の営業をされたようです。やんわり断ったところ『このお店の上の人と、私の上司が友人で…… ○○さんに名刺だけ渡してもらえますか?』と差し出してきたそうです」
あれだけ不義理をしておいて、まだ「友人としてコネがある」と部下に伝えていたのだから驚きだ。
「しかも、その営業は“上の人”と強調することでわざと断りづらくしたようで、当社のスタッフは『断りましたけど良かったですか?』と申し訳なさそうに報告をくれたんです……」
その報告を聞いた女性は
「うちのスタッフに対して私の名前を使われたことが腹立たしく、本当に頭にきました。スタッフには『知り合いづらしている勘違いだから、名刺は捨ててください』と伝えてしまいましたが、うちのスタッフからしたら、そんなこと言われても気まずいだろうなと…反省しました」
それだけ怒りに駆られていたのだ。もちろん連絡を取っていないため相手の真意はわからないが、女性は最後に思いをこう語った。
「卒業しても仲が良かったつもりだったので最初はショックでしたが、最後は呆れてものも言えないとはこういうことなんだと思いました。彼女が一連の出来事をどう思っているか、彼女の目線から見たら、違う景色だったのか?は気になるところです」
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【前編はこちら】友人のノルマ達成のため保険加入した途端、音信不通に! 結婚式の二次会も無断欠席で会費を払わされた女性