子ども2人が相次いで風邪を引いたり、水疱瘡になったりと、女性が仕事を休みがちになっていたときのこと。パート勤めだったため休んだ分だけ給料が減り、かなり少ない時期が続いていた。「生活していくのがやっとだった」ため、楽しみにしていた月1の食事会の参加も2か月ほど断念。すると、ある友人が「来月の食事会は参加するよね?」と電話してきたそう。
女性は参加するつもりでいたが、子どもがまた熱を出してしまったため、電話してきた友人に正直にそう伝えた。
「申し訳ないけれど、また子どもの熱で仕事を休みがちになりそうなので、生活費が安定しないので不参加になりそうだと返事をしたところ、『たかだか数千円の食事代も出せないの?数千円も出せない貧乏人』といろいろ言われ、悔しいやら情けないやらで何も言い返せませんでした」
友人は3連続で不参加の女性にヤキモキして「数千円の食事代も出せないの?」と口を滑らせたのかもしれないが、「数千円も出せない貧乏人」と言ったらおしまいだ。
「高校時代とは違い、生活基盤が違ってしまったのだと思い、その日を境に連絡を取らず絶縁しました」
と結んだ。これにより唯一の息抜きだった食事会も終わってしまったなら無念だったろう。当時は今以上にシングルマザーへの理解がなかったようだが、友人には想像力を働かせてほしかったと思わずにはいられない。時代は違っていても共感した人も多いエピソードだったのではないだろうか。
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