もともと女性は、医師に妊娠・出産を止められていたというが……。
「死を覚悟で臨んでいたのが流産してしまったが、それを墮胎した経験のある友人から『同じ罪を背負って生きていこう』と意味不明なことを言われ、理解も出来ないし信用もできなくなってしまった」
もちろん堕胎も辛い経験であることは確かだが、それと同列に「罪」として語られては許せないのも頷ける。
茨城県に住む40代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収150万円)は不妊治療中だったのだろうか。過去に友人から送られたメールの一言が、いまだに許せない様子だ。
「妊娠したんだねと友人にメール送ったら、『ごめん、実はそうなんだ。頑張ればできるよ』って言われてすごく嫌だったので、メールも電話もブロックしました」
一方、愛知県に住む30代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は妊娠中の最悪なタイミングで、友人からの言動に耐えきれず絶縁を決めた。
「双子妊娠の時に『自然妊娠なのか、不妊治療したのか、産院はどこなのか』、根掘り葉掘り聞かれた。ちょうど切迫早産で入院していた時だったので、余計に気持ちもナイーブになっていて、こちらから『連絡したくない』と言いました」
切迫早産とは、早産となる危険性が高い早産一歩手前の状態だ。絶対安静で入院している人に対して、これは無神経な行動だったようだ。質問はせめて出産してからにしてほしいところだろう。
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