「5万円を貸して」という友人。理由を聞くと「風俗で妊娠したから中絶費用が欲しい」驚愕した女性は…
友人間で金銭の貸し借りをすると、絶縁に至ることが多いようだ。栃木県の60代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収200万円)は、友人から「生活費の財布を紛失してしまってとても困っている」という連絡があった、と30年ほど前の話を回想する。
「金銭の貸し借りはしたくない」と何度も断ったが結局貸したそう。困窮する友人を見て見ぬ振りできなかったのだろう。友人は分割して返済すると約束し、2、3回ほど返してきたが……
「それ以降は言い訳したりで返済はされなくなった。貸した自分が悪いのだから仕方ないと諦めた」
それから10年以上も経って、どういう風の吹き回しか友人から返済すると連絡があった。しかし、これが絶縁を決定づけてしまった。(文:天音琴葉)
返すと言うが、「いくら返したかわからない」
友人はルーズな性格なのか、それともやっぱり返す気がないのか、「いくら返したかわからない。教えて欲しい」と女性に聞く始末だった。10年も返済が滞っていることを詫びる様子もなかった。
「遅れた上に勝手な言い分並べる彼女の態度に呆れてしまい、返済は断り絶交を言い渡した」
と、女性は結末を明かした。友人の借金がいくら残っていたにせよ、返済を断るとはよっぽど縁を切りたかったようだ。
福岡県の30代後半の女性(事務・管理/年収400万円)は、
「社会人10年目くらいの頃、仲の良かった友達が『お金を5万円ほど貸してほしい』と言ってきて。やむを得ない理由であればと思って理由を聞いたら、風俗系のバイトをしていて、ゴムが破れて妊娠してしまったから中絶費用が欲しいとのこと。(中略)『絶対に返す』と言われたが見込みが1ミリも見えなかったので、そのまま疎遠になりました」
と衝撃のエピソードを打ち明けた。この友人は女性より年上で、正社員として働いていたはずだった。だが、女性はあとで知ったこととして、友人の状況を次のように説明する。
「経済能力がないところまで落ちていて。(中略)後々聞いたら多方面にたくさんお金を借りていたらしく」
女性が、この友人と関わりたくないと思ってしまうのも無理もない。断ったあとも電話やLINEで何度か連絡が来たそうだが、無視したという。友人の現在の状況について、「支援施設のような所で暮らしているそうです」と明かしていた。
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