職場でW不倫していた同僚に「辞めてからも友達でいてね」と言われてドン引きした女性
職場で同僚が不倫をしていたら、眉をひそめることはあっても「許せない」とまでは思わないだろう。しかしそれが原因で不利益を被るなら話は別だ。神奈川県の50代女性は、「以前一緒に働いていたパートさん」が許せなかったと語る。理由は、不倫をしていたことではない。
そのパート友だちとは「入社してから勤務時間もほぼ一緒で、終わった後ちょっと遅いランチに行ったり」と仲良くしていた。しかしあるときから、何気ない会話の中で「あれおかしいな?」と違和感を覚えることがあったという。なんと相手は「職場の責任者と付き合ってる」と打ち明けてきたのだ。
「そうであれば W不倫です。入社してから責任者が大嫌いで愚痴 たらたら聞かされていたのに、文句を言わなくなって……」
職場の責任者とパート友だちは、いつの間にやら“そういう仲”になっていたのだ。(文:篠原みつき)
「責任者がシフトに入ると追っかけ回して後ろ姿見てニコッと彼女が笑ってる」
職場はとある店舗だった。パート友だちは投稿者の女性と2人になると「不倫ってどう思う」「奥さん どんな人だろう」など、責任者の話ばかりしてきたという。こんな事があったと振り返る。
「責任者が外から店に電話してきて、外に彼女を呼んで2人きりで会う」
「責任者が店にくる日は必ずリングのピアスをつけてる」
「責任者がシフトに入ると追っかけ回して後ろ姿見てニコッと彼女が笑ってる」
傍から見ていて分かるくらい、彼女は浮かれていたようだ。あるときは「彼女の誕生日だったのか珍しく三つ編みしてきてどうしたのと聞いたら『今日はたまたまね』と。その日しか三つ編み姿は見てません」ということもあった。浮かれるのは構わないが、女性のほうも仕事がやりづらくなることがあったという。
「彼女がいる時間に責任者から電話があると、私には絶対出させない」
「彼女がいなくて私がいる時間に責任者が来ると、次のシフトで会った時、開口一番に『責任者に会ったの』と耳打ちしてくる」
要するに、パート友だちは投稿者の女性をけん制していたようなのだ。当時をこう振り返る。
「別に勝手にやっててくれれば良かったのに、私と彼女が似てると周りからは言われていて、責任者を取られると思ったのか、(中略)全部が嫌がらせだったんですよね」
それが本当なら、自意識過剰もいいところだが……。
「彼女に辞めるって話した時一瞬ニヤッと笑った顔は今でも忘れられない」
やっかいなことに、職場の責任者は仕事を振る際も理不尽なえこひいきをしていたようだ。
「仕事も掃除ばかりだったし、責任者がシフト作るんですが私のシフトが少なすぎてその年は 20万ですよ。彼女はそんな私に『私なんてあと5万で超えちゃうんだ』(と言った)」
この「あと5万で…」は、一定額を超えると扶養を外れるとか住民税がかかるといった「年収の壁」のことだろう。一方、年間20万円では月1万6000円ほどで、家計の足しにはほど遠い。どれだけシフトを削られたのだろうか。しかも、責任者から直接退職勧奨があったようで……
「私を辞めさせたいから責任者にお願いしたんじゃないですかね。不当解雇だと思ってますが私から辞めましたよ」
「彼女に辞めるって話した時一瞬ニヤッと笑った顔は今でも忘れられないし、その後に私に放った一言が『辞めてからも友達でいてね』ですよ」
女性にしてみれば、退職に追いやっておいてその言い草はないだろう。悔しさから、訴えたい、彼女の家族に不倫を教えてあげたい、などと考えたというが、「あんな2人の為にお金と時間かける方がバカらしい」と吹っ切る決断をしたという。結局、
「その後連絡先は私から削除して 一度も会ってません」
と区切りをつけたことを書いていた。
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