病院へ到着すると、看護師から「送迎が遅れて申し訳ございませんでした」と謝罪を受けた。運転手の態度が許せなかった女性は、「遅れても謝らなかった運転手にがっかりしました!」と強く抗議した。すると、
「看護師はさらに深く頭を下げました。その様子にますます怒りを覚えました。その運転手は一方的に遅れて謝らず、他の人の頭を下げさせるようなことをしたのです」
と、怒りをあらわにした。続いて「さらに許せなかったのが夫の態度でした」と憤る。
「夫はその運転手に何の感情もなく、私が看護師に運転手の態度を責める発言したことに対し、『病院の人に苦情はダメだよ!あの運転手はそんなに悪そうな人に見えなかったけど』と私を責めたのです」
夫は謝罪の有無をまったく気にしておらず、運転手が「いつもの道が工事中で遅れた」というなら信じればいいと考えていた。さらには「処置室へ向かう際エレベーターのボタンを押してくれたから、本当はいい人なんだと思えた」とまで擁護した。これに女性はカチンときたという。
運転手に悪気はないのかもしれないが、妻がこれほど怒り、傷ついていることを理解しようとしない態度には、信頼が揺らいでしまってもおかしくない。
現在も婚姻関係は継続中だが…
「翌朝、無事長女を出産したものの怒りの感情は残りました。運転手を含む病院の不真面目な態度、それを悪く思わない夫。出産後のストレスもあってこの人とは一生は過ごせないとふと感じたのです」
その後、女性は病院の投書箱に運転手の特徴や不真面目な態度を記して投函した。その運転手は厳重注意を受けたそうで、女性は「少しはスッキリしました」と明かす。ただ、夫に関してはこの一件で見る目が変わり、
「現在、離婚はせず夫と長女と3人で暮らしていますが、夫の責めるべき人を責めず、他人に甘い考えは少し心配です」
と複雑な心境を明かした。
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