「俺の彼女は怒らせたら怖ぇんだからな!」郵便局で謎の威嚇をするクレーマー男性、居合わせた女性の一言で赤っ恥
男性は突然「明日到着じゃないとダメなんだよ!!」と怒鳴りだしたが、職員は冷静に速達を勧めたようだ。しかし、「追加料金なんてボッて(ぼったくって)んじゃねぇよ!」と聞く耳を持たない。語気を強めれば、通常料金でなんとかしてもらえるとでも思ったのだろうか。だが、男性の謎の主張はここからさらにエスカレートしていく。
追加料金に納得がいかない男性は、こう職員を威嚇し始めたのだ。
「俺の彼女は怒らせたら怖ぇんだからな!お前らほんっとマジでどうなっても知らねーぞ!!」
「彼女怒らせたらヤベーかんな!マジ怖ぇんだかんな!!」
彼女は彼女で恥ずかしがるどころか、「腕組みして偉そうに職員さんを無言で見つめ」彼を止める気配すらなかった。女性は当時をこう振り返る。
「対応していた職員さんもその場に居合わせてしまった方達もきっと『知らねーよ』と心の中で思っていたことでしょう」
クレーマーカップルが2つある窓口のうち1つを占領し、残り1つがワンオペ状態に。並ぶ客たちは、迷惑そうにしながらも笑いをこらえるのに必死だったという。そして、男性はとどめの一言を放った。
「『おめーら、税金で食ってるくせに調子のんなよ!』『俺らが払った税金で飯食ってるくせによぉー!!』と…」
あまりに頓珍漢な発言に、その場にいた誰もが呆れたことだろう。隣の列に並び、ちょうど順番が回ってきた女性は、思わず口を開いた。
「たまらず『郵政民営化って知りませんか?この方達のお給料は税金が原資ではありませんよ!さっきから税金税金て恥ずかしいですよ~』と教えてさしあげました」
一瞬静まり返った後、男性から「はぁー!?……え?そうなんですか!?」と敬語で反応があった。女性は「随分前に国の事業ではなくて民間移行したんですよー」と説明してあげたという。しかし、さすがにばつが悪かったのか「そんなのはどうだっていいから」と話を逸らし、またゴネ始めたのだ。
「『明日までに絶対に着くように手配しろよ!』と、まだやっていました」
女性は勇気ある行動をしたが、クレーマーを逆上させる危険もあるため安易に真似をしないほうがいいだろう。その後、用が済んだ女性は立ち去り、どう収束したのかは分からないそうだが、「あの時に対応された職員さんは本当に大変だったと思います」と同情、こう持論を書きつつ投稿を結んでいる。
「今ならばカスハラ対策もきちんとマニュアル化されているところが多いので、見るに堪えないクレーマーは一刻も早く撃退すべきです」
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