羽田空港に行くはずが「気づいたら浜松町」 モノレールで寝過ごし、折り返してしまった男性の悲劇

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電車で油断をして目をつぶったら乗り過ごしていた…という経験はないだろうか。投稿を寄せた福岡県の40代男性は、苦い経験を書いている。それは、10年ほど前、東京出張での出来事だった。
東京での用事を終えたらホテルに泊まり、翌朝の午前6時20分発の飛行機で福岡に帰るスケジュールだった。「せっかくの東京」ということもあり、気持ちが高まってしまったのだろう…。(文:長田コウ)
終電はなく、タクシーで戻ることに…出費は8千円
その日の晩のことをこう振り返る。
「若気の至りで新橋の日本酒がうまかった。女性のいる店にも立ち寄り、すっかりご機嫌」
店を出る頃には雪がちらついていたそう。「羽田空港近くのホテル」に泊まる予定だった男性は、浜松町から東京モノレール羽田空港線に乗った。車内は、「座席から出るあたたかい風が天国のよう」だったという。「これはやばい」と思いながらもウトウトしてしまった男性。
「『まあ最終の羽田空港第2ターミナルまで行くんだから大丈夫』と思ったのが運の尽き。気づいたらまさかの浜松町」
男性は、終点の羽田空港第2ターミナル駅で折り返して浜松町まで戻って来てしまったのだ。その時間にはモノレールの終電も終わっており、結局タクシーで羽田のホテルまで向かう羽目になった。かかった費用は8000円。
男性は「笑えないのは、これ(モノレールの往復)を2~3回も繰り返したこと」と明かしている。酒のせいもあったと思われるが、油断していたと振り返る。終点だから大丈夫だと思っていたのだろう。その後、男性が同じ失敗を繰り返していないことを願うばかりだ。
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