娘が母に殴られているのに“見て見ぬふり”した父、その理由に絶望 「俺があそこで止めに入ったら、自分が怒鳴られてしまうから」

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子は親の背中を見て育つと言うが、その背中が反面教師になってしまうこともある。投稿を寄せた奈良県の50代女性は、23歳を過ぎた頃から、母親がやたらと結婚についてうるさく言うようになったという。
あるとき「結婚してほしい母親と、全くその気のない私」とで、口論になった。しかし……
「結婚はいいもんだと力説する割には、毎日夫婦喧嘩が絶えないから、『親がいい見本を見せないから、結婚したいと思えないんだよ』と言って黙らせました」
娘に幸せになってほしいなら、まずは両親が幸せな姿を見せるべきだっただろう。(文:篠原みつき)
「父に失望し呆れてしまいました」
一方で、保身のために娘を見捨てた父親に幻滅した人もいる。北海道の50代女性は、かつて「母が命令口調で怒鳴る人のがイヤで逆らったら殴られ泣いていても、見て見ぬふりでいなくなる父」に絶望した経験がある。
娘が暴力を振るわれているのに、止めもせず立ち去るとは酷過ぎる。女性が後日、「私が殴られてるのになぜ間に入ってくれないの?」と聞くと、父は悪びれもせずこう答えた。
「俺があそこで間に入ったら、母さんの怒りが俺に向くから入らなかった」
子を守ることより、自分に被害が及ばないことを優先したのだ。女性はその瞬間の心境をこう書いている。
「子供を助けるより、自分が怒鳴られたくなくてその場から居なくなった父に失望し呆れてしまいました」
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