「一瞬、頭の中が真っ白に」営業中にスマホを紛失した女性 必死の捜索の果てに警察署で告げられた言葉

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仕事中にスマホを落としたら誰だって血の気が引く思いだろう。大阪府の60代女性は、営業職として働いていた10年ほど前の冷や汗ものの出来事を振り返った。(文:天音琴葉)
当時、女性は新人と一緒に取引先を回っていた。ランチを共にし、午後からは別々に得意先を回ることに。会社用と自分用の携帯、さらにタブレット端末を持って仕事をしていたのだが、1時間ほど経った頃、ふと自分のスマホがないことに気づいた。(文:湊真智人)
「一瞬、頭の中が真っ白に…。と同時にその後は仕事どころではありませんでした」
見知らぬ恩人に感謝「世の中は捨てたもんじゃない」
ランチをした場所や自分の車、駐輪場などを必死に探したが、どこにも見当たらない。女性は「この日ほど仕事の終わる時間が長く感じたことはありません」と、当時の切迫した思いを綴る。
17時に仕事を終えると、女性は警察署へ向かい、落とし物が届いていないか確認した。すると数分後、担当者から思いがけない言葉が返ってきた。
「ドンキの横の駐在所で、ムーミンのカバーの携帯を昼過ぎに預かっています」
それは女性のスマホと一致していた。拾い主は「持ち主がきっと困っているでしょう」と言って届けてくれたという。しかも、謝礼を求めているわけではなかったようだ。
「名前も告げずに立ち去ったとの事で、感謝感謝の気持ちでいっぱいでした」
女性は「ほんと世の中は、捨てたもんじゃない。親切な人はいっぱいいるわ」と感動し、現在は教訓としてスマホを持ち歩くときは常に注意しているという。
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