頭痛もちの女性に原因として考えていることを聞いた。1位の「首・肩の筋肉のこり」(68.6%)に次ぐ「天気の変化(低気圧の接近等)」(64.1%)は、最も男女差が大きく14.1ポイントの開きがある。天気の変化が原因と回答した女性に「天気の変化(低気圧の接近等)」を予想できるかを聞くと、精度は別にして「予想できる」が72.9%にのぼった。
3位以降、「精神的なストレス」(62.4%)、「寝不足・睡眠の質の悪さ」(61.4%)、「目の疲れ」(58%)と続く。男性は「精神的なストレス」(58%)が最多で、「首・肩の筋肉のこり」(57.3%)、「寝不足・睡眠不足の質の悪さ」(57.1%)、「目の疲れ」(56%)、「天気の変化」(50%)と続く。
実際、頭痛と天気は関係があるのか。同社は、「気象要素の中でも、特に気圧の変化が頭痛の引き金になるといわれています」とコメント。低気圧が近づくと、その影響で体がむくみ、脳が血管を拡張させるため、頭痛がおこりやすくなるという。低気圧が近づくと頭痛の予兆から、天気の変化を予想できるのではないかと考えられる。
症状が出たら、「とにかく無理をせずに体を休めることが基本」
頭痛は天気の変化だけでなく、音やにおい、光などの刺激も原因となることも判明している。通勤通学時に聞く音楽の音量、近衣類用柔軟剤の強い香りは頭痛を誘発する要因になることがある。スマホなどのブルーライトも脳への刺激が強く、カットする工夫が必要だ。
ほかに同社は、「気象というストレスに負けないように、日頃から自律神経を整えておくことも大切」として、日中はアクティブに活動し、夜はリラックスするなど、メリハリのある規則正しい生活スタイルを心がけることを提案する。
症状が出たら、「とにかく無理をせずに体を休めることが基本」という。今回の調査で、「PC作業が辛くて仕事ができなかった」「頭が痛くて目を瞑っていたら、居眠りと勘違いされた」「イライラしすぎて家族にあたってしまった」といった声が寄せられた。