意見を求められたマツコさんは、「自分の子どもだから、野たれ死んだら嫌だから仕方ないと思うならお金をあげててもいいと思うんですけど」としつつ、
「でも結局、親御さんがいなくなったら野たれ死ぬわけだから。自分が亡くなったあと野たれ死にさせるのと、いま野たれ死にさせるのと一緒だと思わない?」
「もうあたしね、ここまでになったら親子といえども見殺しにしていいと思うんですよ」
とバッサリ。
さらに、「もう他人と思った方がいい。だって親には親の人生があるんだし、せっかく今まで頑張って働いてきて、死ぬまでの間ずーっと子供に金無心されてるだけの人生なんて嫌じゃん」として、「もう50にもなったんだからいないものと思って、好きに生きたほうがいいよ」と、親の立場に立った厳しいコメントを連発した。
株式トレーダーの若林史江さんが、「これは奥様からの投稿で、お金払ってるのは旦那さん」と指摘すると、マツコさんはさらに厳しく、「じゃあ離婚!離婚!半分財産もらってあとはクズ息子と好きに生きろって言って、奥さんだけ好きに生きればいい!もったいないよそんな」と、不快感をあらわにした。
「子どもに苦しめられてる親御さんいっぱいいると思うけど、そういう時は見捨ててもいいと思う」
この後、夫と息子が共依存の関係で互いに納得しているならいいけれど、という話にも流れかけたが、マツコさんは「でも奥さんは(関係ない)」と反発。再度、離婚という手も「ひとつありだよ」と勧めた上で、「子どもに全部取られるくらいなら離婚して半分もらって海外旅行行きまくってさ、のびのび生きた方がいいよ。こんなの悩んでるだけ無駄!」と助言した。
さらに、この困った息子に限らない親子関係の難しさについて、うんざりした様子でこう言及している。
「親子ってほんとやっかいよね。すごい尊いものだけど、あたし絶対はないと思うの。子どもに苦しめられてる親御さんいっぱいいると思うけど、そういう時は見捨ててもいいと思う」
確かに、未成年の子どもを見捨てるのと、50にもなる子どもを見捨てるのではワケが違う。むしろ40代後半から50代は親の介護が始まる年代でもあり、逆に親を助けて然るべきと一般的には見られる年齢だ。子どもが自立できない社会状況もあるかもしれないが、親が助けてくれるうちは自立が難しく、マツコさんが言う通り「見捨てる」くらいでもいいのではないだろうか。