不倫経験者の投稿で目立ったのが、パートナーとのセックスレスが原因となっているものだ。

「旦那とはレスだったので出会い系サイトで相性がいい人を探した」（50代女性、パート・アルバイト）
「ハッキリとバレてはいないものの妻は薄々感づいている様子。妻と子どもはとても愛しているが、妻とはセックスレスなのでセックスをしたいだけの不倫」（40代男性、会社役員）
「職場の後輩と飲み会で仲良くなり、飲み屋のトイレで関係を持ちそこから不倫になったり、チャットで知り合った方とは4人程そういう関係になりました。自分も家でのセックスレスがきっかけで他の女性に興味を持ち、収入が増える事で一気にスイッチが入った感じです。いろんな女性と会って話もしましたが、みんな悩みや不満があり、それを打ち明けられないコミュニケーション不足から不倫は始まるのだと感じました」（30代男性、自営業）

パートナーと解消できない性の問題。中にはセックスレスだけでなく、日々のコミュニケーション不足も、外に刺激や癒しを求めてしまう原因になっている人もみられた。

不倫関係がバレない間は、パートナーに対する不満を不倫相手で解消し、表面上は「良い夫婦」を演じることができる。ただ、すべてが公になってしまった時に、さまざまなものを失う覚悟は必要だろう。

独身男性と不倫中の子持ち女性「夫にはまったく愛情はないし嫌い」

他方で「家庭に不満がある」「パートナーに愛情を感じていない」という声も寄せられた。

「少し家庭に不満がありSNSで繋がった女性と不倫中」（40代男性、正社員）
「私はパートをしており夫と2人の子どもがいます。離婚歴のある独身男性と不倫しています。夫とは一緒に住んでいるだけで会話はほとんどありません。夫にはまったく愛情はないし嫌いですが、私1人では2人の子どもを経済的に育てていけないので、この家庭の形を変えるつもりはありません」（40代女性、パート・アルバイト）
「お互い相性の悪い相手と結婚してしまい、お互いの家庭の相談をするうちにそういった関係になってしまった。独身当時、縁は繋がらなかったが両思いだったことが発覚したことも、不倫を後押ししたかもしれない。お互い現在の家庭に終止符を打ち、再婚予定です」（30代女性、正社員）

家庭内での不満を解消するために不倫する人、パートナーに愛情はないものの、子どもの養育や金銭面を考えて離婚はせず不倫関係でバランスを保つ人。逆に、不倫相手との再婚を考えて行動している人。不倫ひとつとっても、さまざまな背景や考え方がある。

不倫する側にもいろいろな理由や悩みがあるのだろう。ただし、自分の行動で裏切られ、傷ついている人がいるということも心に刻んでおく必要がある。

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