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ビビットの「ママ友活」特集に視聴者ドン引き でも孤独な母親を温かく見守って欲しい

誰も知らないママの孤独

誰も知らないママの孤独

新しい環境に慣れない母親が、ママ友を積極的に見つける活動のことを「ママ友活」というそうです。自治体が主催する児童館などでの集まりや、ヨガやパン教室などに通ってママ友づくりに励む…。今はそんなことを積極的にしないと、ママ友ができにくいのだとか。

いま、なぜそこまでの努力が必要なのでしょうか。3月29日放送の「白熱ライブ ビビット」で、婚活・妊活に続く新たなワードとして「ママ友活」を特集していました。(文:篠原みつき)

特定の情報出せない区役所「ママ友いないんですか?」

春は入園・入学などで、それまで培ったコミュニティーが変わる時期。幼い子どもを抱えた母親は、結婚や夫の転勤で新しい土地に来たとき、話し相手が誰もいない事態に陥りがちです。番組に登場した6歳と3歳のママである田中さん(匿名)も、そんな1人でした。

「こちらは地元じゃないですし、仕事がなくなっちゃうと、ダンナ以外に友だちもいないっていう状態になって。まず、話をできる人がいない」

保育園や幼稚園に入れるのも大変という噂を聞いて区役所に行ったところ、「特定の情報は出せない」と言われた田中さん。「じゃあ他の人はどうやって情報を得ているんですか?」と訊ねたところ、なんと「ママ友いないんですか?」と返されました。

田中さんは「ママ友がいないと生きていけないんだ!」とショックを受け、必死にママ友を作ろうと奔走します。ショッピングセンターの授乳室で出会いを求めたり、子連れと見れば片っ端から声をかけて親睦を図ってみたりと、迷走ぎみに。

ママ同士でランチしている人たちを見て「すごいキラキラして見えるので…友達欲しい」と思い、連絡先を渡すために初めて作った名刺は、企業でも使えそうなシックなデザイン。何かの商売と間違われ、かえって警戒されるという失敗も経験します。

100枚以上の名刺で、親友1人。視聴者は「貰ったら引くかも」

次々と名刺を作り替え、100人以上に配りましたが、親友になれたのはたった1人。それでも、今では「最終的には余裕でママ友ができる名刺になった」と自信満々に語り、まるで営業マンのようです。

涙ぐましいまでの母親の努力ですが、これを見ていた視聴者からは、ツイッターで「怖い」「めんどくさい」「なにそれやりたくない」など冷ややかなコメントが多く見られました。

「名刺作るとかどんだけ必死やねんやろ 貰ったら逆にひくかも」
「就活に婚活に妊活にママ友活。。。 この世は地獄だね。」
「昔『公園デビュー』、現在『(子育て)支援センターデビュー』なんかな。こわいよ!」

その一方で「いちいち『活動』付けなくても。マスコミがママを追い詰めてないですか。ママ友活しなきゃと思わせるじゃないの」と、このようなテレビの取り上げ方に苦言を呈する人もいました。

近所に大勢の子どもがあふれた時代とは違う

筆者も過去を振り返ると「ママ友活」をしていたと思える時期がありました。名刺こそ作っていませんが、冒頭の田中さんの気持ちは、痛いほどよく分かります。

幼い子どもとの生活は楽しい反面、行動が制限されているので話し相手がいないとやっていられません。番組の中で作家のLILyさんが「ママ友は戦友」と言ったように、ママ友は子育て中の力強い味方でもあります。

少子化のいま、近所に大勢の子どもがあふれ、自然に井戸端会議が始まった時代ではありません。子どもと2人きりの育児は、母親を孤独に追い詰めることもあります。経験者から、ぜひあたたかい目で見守ってあげて欲しいと思いました。

あわせてよみたい:現代の差別制度「ママ友カースト」がくだらなすぎる

 

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