既婚男性の7割「妻に働いてほしい」 妻に希望する雇用形態1位「正社員」、2位「パート」
ワタベウェディングは3月5日、「女性の結婚とキャリア」の調査結果を発表した。調査は2月に実施し、20~50代の既婚男性400人から回答を得た。
「配偶者(妻)は働いているか」を聞くと、92.5%が「働いている」と回答。「働いている」と回答した人に「妻の雇用形態」を聞くと、「正社員(一般社員)」が最も多く62.8%だった。次いで「正社員(管理職)」(16.2%)、「自営業フリーランス」(8.9%)という結果だった。
夫の希望より、妻は高い割合で「正社員」として働いていることが判明
さらに、71.5%が「配偶者(妻)に働いてほしいまたは働き続けてほしい」と回答。妻が働くことを希望する人に「妻に希望する雇用形態」を聞くと、1位は「正社員(一般社員)」(50.2%)、2位は「アルバイト・パート」(31.8%)、3位は「自営業・フリーランス」(7.7%)だった。
前述の「実際の妻の雇用形態」と「夫の希望する雇用形態」を比べると「正社員(一般社員)」で実際に働く妻は62.8%に対し、夫の希望は50.2%で、「正社員(管理職)」で実際に働く妻は16.2%に対し、夫の希望は2.4%と、実際は夫の希望より妻は高い割合で正社員として働いていることが明らかになった。
一方で、「アルバイト・パート」として実際に働く妻は7%に対して夫の希望は31.8%と、かなりギャップがあることがうかがえる。
「妻がキャリアを積むことを必要」と考える人は56.5%に上った。その理由を聞くと、過半数が「イキイキしてほしいから」(51.3%)で、次いで「生活水準の向上」(33.6%)や「外とのつながりを持ってほしい」(31.9%)がランクインした。
「妻がキャリアを積むことが不必要」と回答した理由 1位は「自分の給与で十分だから」
また、「キャリアを積むことが必要」と回答した人に、「配偶者(妻)がキャリアを積むために、伴侶として自分ができることは何だと思うか」を聞くと、1位が「家事への参加」(56.2%)、2位が「妻にリフレッシュの時間を持ってもらう」(14.2%)、3位が「育児への参加」(11.1%)だった。
一方で、「キャリアを積むことが不必要」と回答した人に、その理由を聞くと1位が「自分の給与で十分だから」(39.7%)、2位が「子育てに専念してほしいから」(16.1%)、3位が「家事の負担が増えるのが嫌だから」(12.6%)だった。