バイドゥが提供するキーボードアプリ「Simeji」は8月2日、10代の「壁ドンを超えるシチュエーション」ランキングを発表した。調査は今年7月に実施し、10代の「Simeji」ユーザー8282人から回答を得た。
“壁ドン”とは、相手を壁際に追いやり、逃げ場を無くすように壁に片手もしくは両手をつけて一気に距離を詰める行為。少女漫画やアニメ、ドラマなどで見られる”萌えるシチュエーション”のひとつだ。
10代に壁ドンを超えるシチュエーションを聞くと、1位は後ろから抱きつかれる「バックハグ」。ドラマ「あすなろ白書」(1993年)で、木村拓哉さん演じる取手治が石田ひかりさん演じる園田なるみを後ろから抱きしめるシーンが話題になり、「なろ抱き」とも呼ばれている。
「顎クイ」「頭突き」もトップ5に入る
2位は仰向けで寝ているところを上から覆いかぶさられる「床ドン」。調査元は「じゃれあっていた状態から不意にそうなる、という流れがベスト」としている。なおその状態で肩を抑えてカウントしてしまうとレスリング・プロレスにおける「ピンフォール」になるので注意が必要だ。
3位は肩に頭をもたれかけられる「肩ズン」。4位は相手にあごをクイっと上げられる「顎クイ」。5位は互いのおでこをそっと合わせる「頭突き」。状況としては「あれ?熱っぽい?どれどれ」といったもので、断じてヘッドバットではない。
6位は”壁ドン”と同様だが、壁には手だけはなく、肘から下全体をつける「肘ドン」。前腕を使って相手を壁にロックする技で「より近い壁ドン」となる。7位は逃げる相手を片腕で抱き寄せる「腕ゴール」。腕を喉や胸元に当てると「ラリアット」になるので注意。
8位は人差し指や親指などを間に挟み、指越しにキスをする「指チュウ」。9位はおでこを指でツンとする「デコツン」。10位は”壁ドン”の足版「足ドン」。調査元は、
「手が使えない前提のため両手をポケットに入れるなど、ちょっと悪っぽい雰囲気になる技です。その悪っぽさにティーン心がくすぐられるのかもしれません」
とコメントしている。これらは注釈の通り、一つ間違えると格闘技の技やDVになる可能性がある。相手との信頼関係をしっかり築いた上で行うべきだろう。